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ちょこっと乗り回してました

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先日、ウチに一時帰宅しているプジョー君を乗り回してみました。

このプジョーは306S16というグレードで、2000ccの163馬力エンジンに6速MT(3速〜6速はクロス)が与えられた、306シリーズの中では最高峰スポーツモデルです。
デザインは今は無きピニンファリーナが手掛けており、個人的には今のプジョーの社内デザインより、この頃のピニンファリーナデザインの方が、プジョーらしくて好きです。

実は、、というか、古くからブログを見て頂いてる方はご存知だと思いますが、306S16をボクが手に入れたのはこれで2台目です。
1台目は去年の10月末に千葉の方にお譲りしましたけど、その時の306S16印象が強烈で、手放してからまた機会があったら気に入れたいとずっと思っていました。
ただ、この後期型の306S16は極端にタマ数が少なく、なかなか程度がいい個体は市場に出回らないので、探し始めてからこの個体を手に入れるまで9ヶ月かかってしまいました。

さて、乗った印象ですが、相変わらず面白い!の一言に尽きます。
このエンジンはかなり低速トルクがあって、ポルシェのようにアイドリングスタートが出来てしまうのですが、その図太いトルク感は高回転までストレスなしに持続します。
特に、6速MTとの組み合わせはギア比的に絶妙で、エンジンの一番おいしい部分を使えるように3速以上はクロスさせてあり、その設計はかなりレベルの高さを感じます。
街中でも6速MTをフル活用して、積極的にギアチェンジを行う事により、キビキビしたかなり楽しい運転が満喫できます。
ポルシェだと、ノーマルのギア比では街中だとせいぜい3速までしか使う事が出来ないので、近所を乗り回すような乗り方では、楽しさ的にプジョーの方が上だと思います。
近所を乗り回した時の楽しさで言えば、先日までウチにあったMINIもめちゃくちゃ楽しかったですけど、楽しさの種類が違います。
MINIの方は、超クラシカルな乗り味なのに対し、プジョーのそれはもう少し現代的というか、、フツーに楽しめる楽しさです。(?)

プジョーが素晴らしいのは、運転が楽しめるからといって実用性がスポイルされている訳では決してない所です。
大人4人がゆったり乗れる室内空間はキッチリ確保されてますし(車検証上は5人乗り)、エアコンもきっちり効きます。
乗り心地についても、ゴツゴツした突き上げ感は全くなく、それでいてコーナーはきちんと鼻先がスーッとコーナーに入っていって、ノーマルの足でもコーナリングが十分楽しめます。

最近の車(特に国産車)では、なかなかこのサイズでこれだけ運転の楽しさと実用性を兼ね備えた車って、少ないですよね。
それでいて値段もお手頃だし、かといって安っぽくもなく、それどころか「プジョー」だから車好きな人が乗るオシャレな外車(?)ってイメージで見られるから、ある意味お得です。(?)

1年ぶりに手にしてあらためて感じましたけど、やっぱプジョー306S16は、ボクにとっての名車です。

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