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空冷ポルシェ選びは難しいです

昨日、わざわざ一旦東京に帰ってきたのは、実はオークション会場に行ってました。

ちょっと気になるポルシェが出品されてたので、それを見に行ってました。

結果的には一台も買いません(買えません?)でしたが・・・(^^;

で、せっかくの機会だったので、昨日は空冷ポルシェについて出品されてた車両の状況を

皆さんにも参考にして頂きたいと思い、一通り見てきました。

炎天下の中、しかも徹夜明けで20台も見てたので、マジで死にかけましたが。。(^^;

で、昨日出品されてた空冷ポルシェの内訳は↓こんな感じです。

993ターボ  6MT 2台
993カレラS 6MT 1台
993カレラS Tip 1台
993カレラ  Tip 4台
964カレラ2 Tip 5台
964カレラ4 5MT 1台
930     5MT 5台 
ナロー     5MT 1台
-----------------------------
合計         20台

こうやって見ると、このブログに出てくる空冷ポルシェって、

いかに希少価値が高いものが多いかおわかり頂けますでしょうか?(笑)

ちなみにR点(修復歴あり)もこの中に含まれますが、どの車種にどんな台数存在してたかについては

中古車市場に影響を及ぼしてしまうといけませんので、敢えて伏せさせて頂きます。

もちろん出品されてた車両の画像についても同様の理由で公開できません。
(気になる方は個別にお問合せ下さい)

ほとんどの車はオイル漏れしてましたが、このうち致命的ではないオイル漏れで、

少し手を加えれば(OHせずに)なんとかなると判断出来たものが5台ほどありました。

要はGARAGE−Jの基準で言うと、オイル漏れだけで見た場合でも、

買ってもいいと判断した空冷ポルシェ率は20%だったという事です。

言い換えれば80%については、OHでもしない限りオイル漏れは止まらないと判断しています。

ただこれはオイル漏れだけに絞って判断した場合の話なので、

この中から更に内外装含めたその他の重要箇所のコンディションや

好み的にピンと来ないもの(ex.コテコテな外装や内装色が変なもの等々・・・)を除いていくと

最終的にGARAGE−J的に買ってもいいかなと思える空冷ポルシェは2台(全体の10%)だけでした。

ちなみにその2台についても、競り落とされた値段がボクの中の脳内相場からかけ離れていたので

手を出すのはやめておきました。(^^;

きっととんでもない価格で近々店頭に並ぶんだと思います。。(-"-;

と、まあ、こんな感じの空冷ポルシェのオークション市場の状態ですが、

これらの車がほぼそのまま店頭に並ぶ事になります。

もちろん整備される車両もあるでしょうけど、上記の80%はOHでもしない限りオイル漏れは止まりません。

そのへんに並んでいる空冷ポルシェを、ろくに確認もせずにポンと購入してしまうという行為が

いかにギャンブル的であるかおわかり頂けるでしょうか?

ちなみに、みなさんからのお問合せで一番多い964カレラ2の5MTと993カレラの6MTの出品は

昨日に関して言うと一台も出品はありませんでした。

まあ、たまたま出てきたとしても、応札が集中して値段は跳ね上がってしまうでしょうi、

加えて上記のようなオイル漏れ率である事も考えると、程度のいいMTの964や993の買い物が

いかに難しい買い物であるかがお判り頂けると思います。

ましてや色指定やサンルーフ無しがいいだなんて・・・・・敢えて言わなくてもわかりますよね?(笑)

という事ですので、964や993のMTのお問合せを頂いてる方には、気長にお待ち頂くか、

あるいはカレラ4系やティプトロ系にも見直されるべきいいところが沢山あるので(ボクは大好きです)、

そちらの方に切り替えて頂けるのであれば、その方が現実的で、かつ、あらゆる意味で気軽に空冷ポルシェを

楽しんで頂けると思います。(^^)

この記事、書き終わってから思ったのですが、あまりにも生々しい内容で衝撃的すぎるかも知れないので、

しばらくしたらファン限定書庫に移動させますね。(^^;

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