先日から販売させて頂いておりましたシルバーのケイマンＳですが、Ｈさんのところに嫁いで行く事になりました。
この車両は前々オーナーさんの代から当社のお客様がお乗りになられてますので、素性がハッキリしててここ最近の管理状態もよくわかりますので、とても安心してお乗り頂けます。(^^)
この度新しいオーナーになって頂いたＨさんはまだ２０代のお若い方で、なんとこのケイマンが免許を取ってから初めて乗る車だとの事。
車人生をいきなりポルシェから始められるなんて、なんとも羨ましいです。(^^)
こういうポルシェを販売する仕事に携わっていると、よく２０代の若い方から「ボクの歳ではポルシェなんてまだ早すぎますかねぇ？」 なんて事を聞かれたりしますけど、ボクは「どうせポルシェに乗るなら出来る限り早く乗ったほうがいい」と思ってますし、いつもそうお答えしてます。
これはボクだけの意見ではなく、多分ウチでポルシェをはじめてご購入頂いたお客様の大多数の方が思っていらっしゃる事だと思いますが、ポルシェを手に入れた時、「今までの車は何だったんだろう」と感じるはずです。
ボクはポルシェに初めて乗ったのは３０歳の時でしたが、それまでに散々国産スポーツカーをイジリ倒し、相当散財してしまいましたが、ポルシェを手に入れた時にはマジで「超遠回りしてしまった」と悔やんだのを今でも鮮明に覚えてます。
なので、ポルシェ以外の車に乗ってお金も時間も無駄にする時間を少なくすればするほど「車人生の効率化」が図れると本気で思っていますし、極端な事を言えば免許を取ってからすぐにポルシェに乗るのが「究極の車人生の効率化」だと思いますので、今回このケイマンを手に入れたＨさんはまさに究極の車人生の効率化を実行出来た数少ない幸せな方だと思います。
ただ、唯一心配なのは、ポルシェ以外の車を知らないだけに、相対的にポルシェが他の車と比べてどれほど素晴らしいかがきっと判断出来ないと思いますので、ポルシェに乗ることの有り難味がわからないかも知れないという事くらいでしょうか。（笑）
それともしかすると「ポルシェが標準」になってしまう事によって、ポルシェ以外の車に乗ったときに「なんぢゃコレ？」って感じてしまって、ポルシェ以外の車には乗れない体質になってしまうという副作用も懸念されるかも知れません。（笑）
兎にも角にも、初めて乗る車がポルシェというのはいろんな意味でハードルが待ってるかも知れませんので、そのハードルを乗り越えてポルシェを思いっきり楽しんで頂けるよう、私共もしっかりサポートしていきたいと思います。(^^)