ここのところかなり変態度の高いポルシェの入庫が多いですが、この度またまたとんでもないポルシェが販売車両としてやってきました。

’73TベースのRSR仕様です。


この車両は単に外観をRSRルックに仕上げているだけではなく、中身もしっかりRSRレベルを彷彿とさせるポテンシャルを持ったすげ~ナローです。

この車両は約2年半前に当社から販売させて頂いた車両なのでご存知の方も多いかも知れませんね。(^^)

実は先日車検のご依頼でお預りして車検を取得したところなのですが、オーナーさんにやんごとなき事情が出来てしまってそのまま泣く泣く手放される事になってしまいました。

おととしに入庫してから納車させて頂くまでの間にアップさせて頂いた記事はコチラになりますが、今も基本的には変わらぬ仕様とコンディションを持ったまま維持されてきてます。
DSC00919

DSC00913


DSC07446


DSC07466

DSC07424

3.0Lベースの3.2Lで、メカポン、スライドバルブ、RSRカム、ハイコンプピストン、ツインデスビ等々、72年当時のレーシングエンジンに限りなく近付けられた心臓部に、前後貫通フルロールゲージ、コイルオーバー等々、このまんまサーキットに持ち込めるスペシャルなナローです(もったいなくて走らせられないかも知れませんが)。

ホイールはもちろんアロイの15インチの9J+11J!

こんなすげ~ナローは今作ろうと思ってもパーツを集めるだけでもほぼ不可能だと思われるようなスーパーナローですが、前回の納車直後には専門誌でも大きく取り上げて頂きました。

DSC00925

DSC00926

マジで博物館スペックなナローです。(^^)

走るための車なので走らせてももちろん楽しいに決まってますが、ガレージに置きっぱで1/1スケールの観賞用のダイキャストモデルとして使っても十分満足させられる一品だと思います。(笑)



このポルシェの全てを一度にご紹介するには、かなりボリュームのある記事をアップしないと無理だと思うので、今後少しずつこの車の事をご紹介させて頂こうと思ってますが、
先に主なスペックをご紹介すると以下のような感じになります。



73年式911T改RSR仕様

距離:7,300km(旧車のため不明扱い)
構造変更済(ボディサイズ、2名乗車、3.2L)
車検取り立て(H31.10月20日まで)
ボディドンガラの上フルレストア済

<ボディ>
前後RSRフェンダー(FRP)
溶接ロールゲージ(トランク&エンジンルーム貫通)
ボディ各部補強
FRPボンネット&ダックテール
運転席側開閉式三角窓
LEDヘッドライト
RS風フルバケ(2脚)
ナローRSタイプドア内張り
当時モノのモモ・プロトティーポステアリング

<足回り>
15インチアロイ(F:9J,R:11J)
ピレリP7クラシック(走行1000km未満)
前後ビルシュタイン特注RSRタイプコイルオーバーサスペンション(ショックはエナペタルでOH済)
930ターボキャリパー&ローター
ツインマスター
ウェルトマイスター製調整式スタビ(前後)

<エンジン/ミッション/他(OH後5,000km、BOSCH製シャシーダイナモにて328ps(補正値)>
3.0L→3.2Lスペシャルエンジン(RSRカム、ツインプラグ、マーレーハイコンプピストン&シリンダ等々)
RSRカム
ツインプラグ
マーレーツインデスビ
マーレーハイコンプピストン&シリンダ
ANDIAL製RSRスライドバルブ
ファクトリー3.2用メカニカルポンプ
ワンオフインジェクタ
タコ足+74カレラマフラー加工(中空/3本出し加工)
915ミッションOH済(OH後3000km)
クロスミッション(2速、3速、4速ギア比変更)
クアイフLSD
RSRクラッチ
軽量フライホイール
エンジンオイルクーラー(ツイン)
ミッションオイルクーラー(電動ポンプ式)
アルミ製エンジンマウント
安全タンク(85L)
コレクタータンク(燃料ポンプ2基)
MSDコイル&CDI2基
ハイトルクセルモーター
平ヒューズ変更済



いかがでしょう?

往年のレーシングナローがお好きな方にとってみれば、まさに夢のような内容のポルシェだと思います。

なかなか出てこないような車両だと思いますので、ご興味がおありの方はこちらをご確認の上で03-3855-1964 ガレージJ本田までお電話でお問合せ下さい。