今日は先日Tさんに納車させて頂いたエトナブルーのナロールックをご紹介します。

かなり内容が盛りだくさんすぎて全ての仕様をご紹介するのは到底無理ですが、掻い摘んで主要な部分だけご紹介させて頂きます。

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ベース車両は’85年式の930カレラのターボルックです。

↓元々はこんな仕様でしたがターボフェンダーだけそのまま使って、あとは全部やりなおしました。
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全く面影が残ってないでしょ?(笑)



では、まず外観からご紹介します。

フロント周りは911Rタイプのフロントバンパーにサンバースト製のFRPフロントフード、930→ナロールック用フェンダーエクステンション、ナロー用ウインカーにメッキホーングリル、メッキヘッドライトリングといったところです。

特に今回は911Rタイプのフロントバンパーを、オーバーフェンダーのラインに合わせて加工して取り付けてあるところがフロント周りの一つの目玉です。

ツルンとしたバンパーにオーバーフェンダーの組み合わせがカワイイでしょ?(^^)

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前後のウインドウシールはナロー用のメッキ枠があるタイプに交換し、サイドのサッシはメッキで塗装しました。

サッシのメッキ化は今までなかなかやってくれるところが見つからずに苦労してましたが、今回からご協力頂けるところが出来ましたのでメッキ化が可能になりました。
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ミラーはメッキのディラントミラーです。

このミラーは吊るしの状態のまま取り付けてしまうと助手席側があさっての方向した写してくれないので(笑)、ちゃんと後方確認が出来るよう加工して取り付けてあります。




リア周りはFRP製のノーマル形状のフードにメッキのリアグリルの組み合わせです。

今回はTさんのお好みで「PORSCHE」のロゴエンブレムを付けましたが、全体的な車の雰囲気とマッチしてていい感じに纏まりました。

バンパーはサンバースト製のRSRタイプです。
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リア回りの一つの目玉が930用純正マフラーを加工して作った3本出しマフラーです。

見た目がド迫力でしょ?(^^)

後付けの2本出し部分の出口のフタを取り外すと爆音になります。

昔はこのタイプのマフラー付けてる930をよく見かけましたね。
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フェンダーはターボフェンダーです。

今回はベース車両が元々ターボルックでしたのでフェンダーはそのまま利用しました。
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このターボフェンダーに収まるのが、定番の9J+11Jのアロイレプリカにピレリのコルサクラシック(F:235-45-15,R:285-40-15)の組み合わせです。

このホイールはRSRタイプのヘアライン仕様とピカピカのポリッシュタイプが選べますが、今回はTさんのお好みでポリッシュタイプを選択しました。

ピレリのコルサクラシックは現在は復刻版を正規で普通にオーダー出来ますが、いつも納期が未定で入ってくるまで半年は覚悟が必要です。(^^;
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続いて内装です。


基本的にはメーターとダッシュのスイッチ類以外は全部やりなおしてます。(笑)

だんだん記事が長くなってきましたので主要な部分だけ箇条書きしておきますね。(^^;

・RSカーペット

・73RSタイプドアパネル(革)

・純正ダッシュボードリペア

・メーター類リペア

・ナロー用ダッシュボールアルミトリムフレーム

・ナロー用アルミカーペットトリム

・MOMOプロトティーポ

・ナロータイプクラシックバケットシート(モケット)

・センターコンソール及びスイッチ類撤去

・内装色替え(紺→黒)
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内装は比較的定番の仕様かも知れませんが、特にナロー用のダッシュボールアルミトリムフレームをわざわざ取り付けたのが特徴のひとつです。
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最後にエンジンです。


エンジンは基本的に元々のノーマル+ホットワイヤー仕様のエンジンが調子良かったのでそのまま使ってます。

ただ、見栄えがあまりよろしくなかったのでエンジンを下ろして出来る範囲で洗浄/研磨したり、プーリーやクーリングファン等の視覚的に目立つ部分は新品に交換しました。

エンジンを下ろした際、エンジンルーム内もエトナブルーに塗装してあります。

ミッションについては915ミッション定番のギア鳴りが見られましたのでシンクロをOHしました。

あとは古い車なので火災予防としてフューエルラインの交換を行ったり、クラッチやフライホイール、シフトリンケージブッシュ、オルタネーター等の整備も一通り行いました。

かなりレスポンスのいい楽しいエンジンです。
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こういう車両を一台作るときは、まず全体の予算を決めてからベース車両探し、パーツ手配、ボディワーク、内装リペア、チューニング、整備、車検取得という一連の流れを経てようやく完成するのですが、これを一般の方がご自身でやろうとすると各方面にネットワークがないとかなりご苦労されると思いますし、費用的にも時間的にも大変なロスが発生してしまいますが、それをお客様の代わりに肩代わりして一気通貫で仕上げて行くのがガレージJです。

こんな手間暇のかかる仕事をやっているところも今となってはもう少ないと思いますし、スタッフの体制や毎度の苦労の事を考えると仕事の範囲を絞り込んでしまおうかとも考えるのですが、世界に一台しかない自分だけのポルシェと対面した時のお客様が喜ぶ顔を見ていると、苦しい事も忘れてまた作りたくなってしまいます。(^^)

こんなポルシェを作ってみたいと思われる方は一度お電話でお問合せ下さい。

ただ、ガレージJはあくまでも「車屋」ですので、ベース車両をお探しするところからのお手伝いが前提になりますので、その点だけご認識頂ければ幸いです。(^^;