先日やってきたガーズレッドの993をリフトアップしましたので、エンジンのアンダーカバーを外して下回りの画像をアップさせて頂きます。

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全体的に目立ったオイル漏れもなくキレイなエンジンです。

クランクケースが黒ずんでいるのは、新車時に工場で吹き付けられる防錆剤ですが、それがほぼ新車時のままそのまま残ってます。

左側のヒートエクスチェンジャーにオイルが焼け焦げた跡が残ってますが、これは過去にタペットカバーやチェーンケースから漏れたオイルが付着したものですが、現在はパッキンが交換されてオイル漏れは止まっている状態です。

タペットカバーやチェーンケース等からのオイル漏れは、漏れてない空冷の方が少ないくらい定番中の定番で、これらはエンジンをバラさなくても漏れを止めることが出来ますのであまり神経質にならなくても良いと思いますが、スルーボルトからのオイル漏れについてはエンジンをバラさないと漏れを止める事が出来ません。

スルーボルトから漏れている車は、下側から見るとシリンダーとクランクケースの継ぎ目からオイルが漏れているように見えるものですが、この車両はスルーボルトからは漏れていません。

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フロアー全体的にも下から突き上げたような跡や事故の修理跡等は全く見当たらず、非常に良い状態です。

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ポルシェを買う時って、なかなかこんな風に下回りを確認出来る機会は少ないかも知れませんが、ポルシェのコンディションの良否を判断する上で下回りの確認こそ最重要事項の一つです。

ボクは仕事柄ポルシェの見立てを日常的にやってますのでもう何千台も見立てをしてきていますが、今でもポルシェを仕入れる時は下回りの確認は必須事項で、逆に下回りを確認出来ない場合は怖くて手を出す事が出来ません。

ポルシェは決して安い買い物ではありませんので、買うときは必ず下回りの確認をするか、それが無理な場合は販売店さんから出来る限り具体的に下回りの状態を確認される事をおすすめします。