
以前から何度かご紹介させて頂いている事ではありますが、最近当社でポルシェをお買い求め頂いてるお客様のうち、かなりの割合の方が残価設定型のローンをご利用されていらっしゃいます。
国産車などの一般的な車両を購入する場合は、新車や高年式の場合は何年か先の車両の価値がまだ読みやすいので、残価設定型ローンを利用する方も多いですが、中古車の場合は数年先のリセールが読みにくい(期待できない)ので、残価設定型ローンはあまり利用されていないかも知れません。
ところがポルシェの中古車の場合、一般的な車とは比較にならないほど高いリセールが見込めますので(むしろ中古車のほうが購入金額に対するリセール率が高い)、中古車の購入であっても残価設定型ローンを積極的に利用する方が多いようです。
しかもポルシェの中古車の場合、モデルの選択と個体のコンディションを見誤らなければ、かなり長い期間乗っても価値の下落は最小限で済むうえに維持費もある程度抑えることが出来るので、長期ローン(当社では8年が一般的)で購入し、月々の支払い額を抑えながら家計に負担を与えずにポルシェを楽しまれる方が多いです。
また、長期ローンの場合でも、一部繰り上げ返済がいつでも出来ますので、余裕のある時に少しずつ返済額を上積みしていけば、例えばローン開始時に8年ローンで組んだとしても、結果的に5年でローンが終わったり、残価設定額が0になっていたりする事もザラですし、また、3~4年だけ乗ってローンの途中で車を売却してローンの残債を全額返済し、次の車に乗り換える方もかなりいらっしゃいます。
ローン期間は上記のように途中で短くすることはいつでも出来ますが、逆に長くする事は通常出来ないので(厳密には長く出来るケースはありますが、話がややこしくなるのでここでは割愛します)、とりあえず長めにローンを組んでおいて、ローンを支払いながらその時点での維持費等を勘案し、途中で一部繰り上げ返済等を使って終了期間や残価設定額や月々の返済額を調整していかれる方も多く見受けられますし、とても賢い買い方だとボクも思います。
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