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    先日の記事にも書きましたが、GT3の次期オーナーさんが決まりました。

    セントラルを走る前日の2日(土)の夜に、名神の吹田SAで待ち合わせをしましたが、

    このときは次期オーナーさんのお友達の方達も集まって来られ、まるでプチオフ状態。(笑)

    試乗を兼ねて少しだけツーリングしたり、みなさん一緒にご飯食べたり、

    納車という事も忘れてとても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
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    このあと次期オーナーさんとは、セントラル近くの宿で一緒に宿泊して、

    翌日の日曜日にセントラルでフリー走行をご一緒したあと、GT3でご自宅のある四国へと帰っていかれました。

    実はボクが四国の方に車をお譲りするのはこれが初めてなんですが、

    これまで本州、北海道、沖縄に向けてウチの車が旅立って行ってますので

    あとは九州の方とご縁があれば、これで全国制覇か?(笑)


    今回の次期オーナーさんは、愛媛にご在住のお医者様。

    セントラルの前日、当日と2日間ご一緒させて頂きましたが、

    とっても気さくなイイ方です。

    ポルシェに乗るのは今回がはじめてらしいのですが、これまでランエボをガンガンにイジりまくって

    サーキットでブイブイ言わせてた方なので、今はバリバリのフルオリジナルのGT3も

    変態サーキット仕様に変貌していく日も、多分そう遠くないでしょう。(笑)

    これからも同じポルシェ仲間として末永〜いお付き合いをお願いしますネ!

    この度は数ある中からウチのGT3をお選び頂いて大変有難うございました!!

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    これがGT3の心臓です。
    空冷エンジンと比べると、冷却系が水冷だからクーリングファンが無くなってスッキリしてますよね。
    996についてはカレラ系でも十分お金は掛かってますけど、GT3のコストの掛かり方はハンパじゃないです。
    ドライサンプ式でしかも強靭な空冷時代のクランクケースを持っている事は以前の記事でも紹介しましたけど、それだけではありません。
    なんと、チタンコンロッド(カレラ系は鍛造スチール)、鍛造ピストン(同、圧縮軽合金)、アルミのクランクケース(同、鋳造軽合金)が採用されています。\(◎o◎)/!
    こんなの、まるでレーシングエンジンです
    実際にカレラのエンジンと乗り比べてみると、5,000回転付近からのパンチが全く別物で、そこからギュイ〜ンと8,400回転のレブリミットまで一気に昇り詰めていき、
    オーバー300kmの異次元の世界まで連れて行ってくれます。
    5,000回転以上のエンジンのフィーリングはレージングエンジンそのものです。
    空冷エンジンではよほどお金を掛けてフルチューンしたとしても、NAでGT3と同じ381馬力はムリですし、オーバー300kmなんて逆立ちしてもムリです。
    DOHC化、水冷化、バリオカム化された事による恩恵も大きいのでしょうけど、
    基本がポルシェの純レーシングカーをディチューンしたモデルだからこそ味わえる感動だと思います。
    その上、一般道ではフツーに乗れる柔軟性も兼ね備えているわけですから、ポルシェのエンジニアが本気で作ったGT3って、やっぱハンパではないです。

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    今回は前回書けなかった空冷と水冷のボディサイズの違いやコーナリングの挙動の違いがどう感じるかについて書きたいと思います。

    空冷ポルシェは良くも悪くも決して万人受けしない、ある程度のクセを持ったマニアックさがあると思います。
    4シーターとはいえとても狭い室内、最低限の快適装備しか備えていないスパルタンさ、ショートホイールベースであるがゆえの乗り心地の悪さ、スポーツ走行以外では窮屈な運転姿勢、etc・・・
    このような特徴は一般人には受けなくても、ボクも含めて空冷ポルシェ好きにとってはたまらない魅力だと思います。
    一方、水冷の996GT3はどうでしょうか?

    イメージは全く違います。
    現代の高級スポーツカーとして十分通用する室内の居住性を持ち、快適装備は充実していて、
    ハイパフォーマンスながら安全装備や車両制御デバイスも装着済みです。
    そして何より運転してみて感じるのは、空冷ポルシェでは床から生えてたオルガンペダルが水冷では一般的な吊り下げ式に変更されていたり、固定式だったハンドルがドライバーの体型に合わせて調整可能になったりと、「ポルシェ」だからといって気負う事なく、一般的な車を運転する感覚に極めて近くなってるし、国産車から乗り換えてもあまり違和感は感じないと思います。
     
    ホイールベースについては若干伸ばされ、あらゆるシチュエーションに対応出来るようになった足回りは乗り心地も良く、街乗りで使ってもリラックスして運転出来ます。
    多分、これなら隣に彼女や奥さんを乗せても文句は言われないはずです。
    このへんにポルシェの時代の要請に合わせて柔軟に対応しているメーカー姿勢が窺えます。

    こういった水冷ポルシェの性格は、乗り味にもそのまま現れています。
    細かい事を挙げていけば切りがありませんが、一番顕著なのがコーナリング(特に高速)です。
    空冷ポルシェの古い型になればなるほど、限界を超えたときに突拍子もなくリアがブレイクしてしまい、これに慣れてないとパニックになってしまうのですが、GT3はRR特有の挙動がマイルドになっている事に加えて、一般的な運転では、シャシーがしっかりしていて車の限界が高いから、まず限界を超える事も少ないので、ブレイクしてパニックに陥る場面も少ないですし、意外なほどフロントの接地感やリアの滑り出しがうんとわかりやすくなっているので、精神的にもドライバーの負担が軽くて済みます。
     
    実はこのへんの挙動のわかりやすさが絶妙で、一般的にはダイレクトさが無くなったと評される水冷ポルシェですが、ボク個人的には、水冷ポルシェのほうがコントロールしやすく、高速になればなるほど自分で操ってる感があって面白いと感じています。
    空冷の高速コーナーって、ヘタっピなボクだと未だに怖く感じますからね。(苦笑)

    こういったクセのなさが、空冷ポルシェに乗り慣れてしまった昔っからの911ファンにしてみれば、「水冷は面白くない」と感じる部分かも知れませんが、乗り慣れてしまえばフツーのヤツでは満足出来ないよほどのMとかよほどの空冷オタクでもない限り、水冷ポルシェは面白く感じると思います。(笑)
    ましてやこれまでポルシェを乗ったことがない人が、普段の足としても使う事を前提にポルシェを選ぶのであればGT3って違和感なく乗れて、「ポルシェ」を楽しめると思います。
    「コレは普段乗り用」とか「コレはサーキット専用」とか、用途別に車を何台も所有出来るお金持ちならいざ知らず、一般的な方にとっては、こういったGT3の1台で何でもこなせるパルチパーパス性ってとても魅力的ですよね。(^^)

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    10年以上964に乗ってきたボクから観て、個人的にGT3が面白い車かと聞かれると、正直ボクは面白い車だと思います。
    ただ、面白さが964とは若干違いますけどね。

    人によってその車に対する価値観とか、どの部分を重要視するか、どの部分を面白いかが違いますので、
    全ての空冷ポルシェ経験者がGT3に乗って面白いと思うかどうかは一概には言えないと思いますけど、ボクはGT3は面白いと思ってます。
    だって、運転席に乗り込んでドアを閉めた瞬間、ドアが閉まる音の質感から、それはもうポルシェワールドですから。

    クラッチを繋いだ瞬間に感じる図太い低速トルク、アクセルを踏んでいくと背中からドーンと押されるような加速感、ブレーキを踏むと4輪全部で踏ん張りながらガツーンと効く制動力、車が動いた瞬間から感じる岩のようなボディ剛性等々・・・
    これはまさしくポルシェ以外の何者でもありません。
    ただ、964をはじめとする空冷系と違いを感じるのはブリッピング時のエンジンレスポンス、ボディの大きさ(特に横幅の広さ)、コーナリングの挙動だと思います。
     
    まずはエンジンレスポンスについて。
    これは一般的によく「水冷になってからレスポンスが悪くなった」って言われてますが、結論から言うとボクはそうは思いません。
    水冷のエンジンレスポンスが悪く感じるのは、それはエンジンのせいではなくてきっとダブルマスフライホイールのせいだと思います。
    現にシングルマスフライホイールのGT3のエンジンレスポンスはビンビンで、たとえば964RSと比べても遜色ないです。

    水冷の場合、たとえGT3であっても基本はダブルマスの重〜いフライホイールが標準で付けられていて、前期のGT3の場合はクラブスポーツじゃないとシングルマスは付いてきませんし、後期の場合はGT3RSじゃないとシングルマスフライホイールではありません(ちなみにカレラ系は全て標準はダブルマス)。
    きっと一般的に水冷のレスポンスについて語られるのはダブルマスフライホイールが付いているモデルを試してみての事で、それだと確かに空冷ポルシェと比較するとレスポンスがダルく感じると思います。

    一方、空冷の場合は既にクラッチ交換時期を一度は経験している個体がほとんどで、クラッチ交換の際は、特に964だとRSクラッチに交換されてしまっている個体も多いので、そのRSクラッチ交換済の964の個体とダブルマスが付いている水冷モデルの個体とを比較してしまうと、当然の事ながら水冷がダルく感じてしまいます。
    ちなみに空冷モデルでもナローや930でもSCまでの個体については、確かにノーマルの状態でレスポンスはビンビンなので、そこらあたりの空冷モデルと比較してしまうと、確かにGT3のレスポンスはダルく感じるかも知れませんが、その代わり、パワーやパンチが圧倒的にGT3のほうが強烈なので、空吹かしの時のレスポンス云々なんて吹っ飛んでしまうほどGT3のエンジンは魅力的です。

    でもこれはあくまでもボクの個人的主観なので、全然違う意見を持った生粋の空冷マニアの方がコレを見て、真剣に捉えて怒ったりしないでくださいね。(^^)
    偏った感覚を持った変態が、単に個人的に思いつくまま、つらつらと個人のブログに書いてるだけの事ですから。(^^;
     
    っつーコトで、なんだかエンジンのレスポンスの事だけで記事が長くなってしまいました。
    ボディのデカさやコーナリングの挙動などの違いについては、また後日!
     
    つづく

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    ボクが今の964に乗り始めてから10年以上経ちますが、これまでボクにとっては「ポルシェ=空冷」で、空冷の事しかほとんど知りませんでしたし、空冷以外は正直知ろうともしませんでした。
    もちろん、GT3については新車で発売された当初からサーキットで一緒に走ってもとても速いですし、「気になる存在」ではありましたけど、「ポルシェ=空冷」という偏った価値観と、どうせ買えない「高嶺の花」的存在だったので現実味がなく、深く興味を持つ事はありませんでした。
    ところが先日から縁があってボクのGT3が手元にやってきて、身近な存在として触れる機会を頂くと自分の964と比較して、日々色々と感じる事があります。

    最近、このブログをご覧の方から「964と比較して、GT3はどうですか?」と良く聞かれる事もありますので、いい機会だから964乗りのボクから見て、GT3ってどんな車?って事を自分なりに感じるままに書いてみようかと思います。

    実はこうやって普段から触れていると、違いを感じる事は結構あって、ブログに書くと言っても多分一回では纏めきれないほど書くことがあります。
    なので、思いついた時につらつらと、何回かの記事にわけて書いてみようかと思います。
    GT3も前期型であれば、かなり相場もこなれて来ているので、今まで964や993あたりを狙ってた方や、現在空冷ポルシェに乗っていて、そろそろ買い換えを検討している方にとってみても、少し背伸びをすれば十分手が届く存在になってきてますよね。
    そんな方達にとって、少しでも参考になれば幸いです。
     
    ただ、ボクの個人的な偏見もかなり含まれた内容になると思いますので、
    そこんとこは割り引いて読んで下さいね。(^^;
     
    GT3に触れてみて、まず最初に感じたのは「吊るしの状態で街乗りからサーキットでのレーシング走行まで楽しめる懐の深さ」です。
    先日の記事でも触れましたが、GT3って、街乗りでもフツーに乗れます。
    マニュアルが運転出来る人であれば、フツーに女の人でも乗れます。
    つか、これが運転出来なければ、かなりヤバイと思います。(笑)
    そのくらいフツーに運転出来てしまうのに、このまんまの仕様でサーキットでもガンガンイケてしまう(しかも速い)のがGT3の最も凄いところであり美点だと思います。
     
    実は空冷ポルシェも964や993の「ノーマル」であれば、GT3と同じように快適に街乗り出来てしまいます。
    ただし、RSなカップ等以外のフツーのモデル、要はカレラ2、4、ターボも含めて
    ある程度ハードなサーキット走行を考えた場合、いかにポルシェといえども、さすがにノーマルのまんまではやはり辛いものがあります。
    足を交換したりブレーキを強化したりシートを換えたり・・・最低限のサーキットを走るための装備をしなくては十分にサーキット走行を楽しめないと思います(走行会など、軽いノリのものであれば別ですが・・・)。
    ただ、サーキット走行のために車にどんどん手を加えていくと、反比例するように今度は街乗りでの快適性が損なわれていってしまいます。
    その成れの果てが、絶対街乗りする気になれない、ボクのじゅんのすけ号だったりします。(爆)
     
    ところがGT3ではどうでしょう。
    ボクはGT3でまだサーキットを走ったことがないので断定は出来ませんが、
    これまで公道で色々と試してみた感じからすると、このまんまドノーマルでサーキットに持ち込んでも十分速くて、それどころかかなりハイレベルな楽しみ方が出来るのは間違いないと思います。

    ただ、いまウチにあるGT3(フルオリジナル)がたとえばボクの物になったとして(貧乏だから買えませんが)、ボクなら真っ先に何をやるかというと、少しでタイムをつめるために軽量化も兼ねてタコ足+マフラー入れて、フライホイールはシングルマスに交換してレスポンスをビンビンにして、あとはサーキット走行の時だけSタイヤ履いて、ブレーキパッドをレーシングなものにするくらいだと思います。
    ここで勘違いして頂きたくないのは、ボクのポルシェの使い方って、あくまでもサーキットがメインです。
    街乗りが主体で、たま〜に走行会みたいな使い方だったら、このまんまでも全然イイと思います。
    でも、ボクが使うにしても、やる事って言ってもこんくらいなもんです。。マジで。
    こんな最小限のモディファイだけでレースにもそのまんま出るでしょうし、
    それでも今の964よりも確実にいい結果を残せると思います。
    GT3ってポルシェが本気で作ったレーシングなマシンだから、これ以上の事をやってもバランスを崩してしまってヘタにイジるとそれこそ「改悪」になってしまうでしょうし、これ以上サーキットユースに主眼を置いたレーシングな仕様を求めるのであれば、GT3ではなくてカップカーを選んだほうが確実で手っ取り早いと思います。

    で、、ここまでつらつらとGT3の優れたオールマイティさについて書いてきましたけど、空冷でも同じような車がないのかと言われれば、ボクはあると思ってます。
    それは、993RSです。
    993RSのオールマイティさ、吊るし状態のまんまでの速さはGT3に引けを取らないと思ってます。
    964RSも近いものがあるけれど、エアコン付いてませんし(笑)。。
    もちろん後付けのエアコンがくっついてる964RSの個体もたくさん出回ってはいますけど、絶対的な速さで言えばGT3のほうが全然速いです(楽しさは別として)。
    っつーコトで個人的にはオールマイティに乗れてしかも速い空冷って993RSだと思ってるんですけど、値段が高いんですよねぇ。。希少車だから。。。
    まともな状態の993RSの相場って、後期物の996GT3よりも全然高くて、店頭だと1,000万円を超えます。
    そう考えると、GT3ってメチャメチャ割安感のあるプレミアムなポルシェだと思います。

    だんだん記事長くなってしましたので今回はこのへんにして、次回は「GT3って、空冷に比べて楽しさはどうなのよ」って事あたりに焦点を絞ってみたいと思います。
     
    つづく

    これがGT3の外装です。

    GT3としてはめずらしくサーキットを走行してなかった個体なので、

    めちゃめちゃキレイです。

    それどころか、シャッター付きのガレージ保管で大切に保管されてきており、

    しかも雨の日はなるべく乗らないようにしてきた車両なので、

    近付いてみても小キズすら見つけるのに苦労するくらいのバリモンです。





    たとえば・・・





    景色の映りこみも歪みが全く無く、板金跡どころか小さなエクボすら見当たりません。
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    ドアミラーも擦ったキズなど当然ありません。
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    よくありがちな、ドアノブ付近の爪の引っ掻き傷も見当たりません。
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    これもよくありがちな、ホイールのガリキズも4本とも見当たりません。
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    先日の記事でもご紹介した通り、内装も下回りもめっちゃキレイで、

    いかにこのGT3の歴代オーナーさん達が大切にこの車を扱ってきたかが

    細部をチェックすればするほど手に取るようにわかるような個体です。

    これほどキレイなGT3なので、出来ることならこの状態を維持して頂けるような方のところへ

    嫁がせてやりたいと思ってます。

    これがGT3の内装です。

    全体的な写真だと判りづらいかも知れませんが、まだ新車の雰囲気がそのまんま残ってます。

    新車の香りがまだ少し残っているほどで、ニオイまでブログでお伝え出来ないのが残念です。
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    996のスカッフプレートって柔らかい素材で出来てるから、特に運転席側は

    靴を引っ掛けたりしたときの傷が残ってしまっている個体がほとんどですが、

    この車の↓ココはこんなにキレイです。
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    あと、996の内装で弱いのが↓この部分。
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    フォルクスワーゲン系の車種でもありがちなんですが、長年炎天下で野ざらしにされてきた車なんかですと、

    この部分の塗装が柔らかくなってネチョネチョになってしまっているんですけど、

    この車はこの通り、新車時の状態をほとんどそのまま維持しています。





    貴重なGT3専用の本革フルバケシートもキズやヘタリもなく、

    乗り降りの時に傷付けやすい縁の部分もダメージは全くありません。
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    灰皿についても使った形跡はなく、この車が禁煙車としてずっと大切に扱われてきた事を物語っています。
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    個人的に特に圧巻だったのが、このステアリング。
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    新車の時の革のシットリしたあの質感が、そのまんま残ってます。

    中古車の本革ステアリングにありがちなテカリなんてもちろんありません。

    一番直接肌に触れる部分だけに一番最初にテカリが出やすい部分でもありますが、

    この部分の手触りが新車みたいだと本当に気持ちよく乗れますよね。


    先日までウチにあったW124の時もそうでしたが、ここまでキレイな内装の車だと

    乗る時の服装も結構気を遣ってます。(^^;

    汚れた服を着て乗るなんて持ってのほかで、ジーパンとか固い生地を着て乗るのも

    なんだか内装にダメージを与えてしまいそうなので出来るだけ柔らかい素材の服を着て乗るように気をつけてます。

    昨日、救急車に乗った記事を書いたもんだから、なんだか沢山の方にご心配をお掛けしてしまったようで、

    本当に申し訳ございませんでした!

    お陰様で今日は体調もかなり回復し、フツーに仕事にも出ています。

    っつーコトで、ブログのほうもフツーにGT3のインプレの続きを書きたいと思います。

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    前回のインプレは街乗りをメインに書いてみましたけど、

    今回は少々ブン回してみた感じを書いてみたいと思います。

    この後期GT3エンジン、レブリミットが前期型より400rpm高められてナント8200rpm!

    3.6Lもある大排気量の市販のロードモデルとして8000rpmを超えているのもスゴイですけど、

    こんな超高性能エンジンが、たとえば4速の1500rpmからでもフツーに使える柔軟性を持っている事が

    ポルシェらしいところでもあります。


    まずは1速に入れて全開してみると・・・一瞬で吹け切ってしまいました。。(笑)

    2速で全開してみると、4000rpmくらいまでは、先日の996カレラ(後期)と似たような感覚ですが(それでも速い!)、

    5000rpm付近を越えたあたりから、パンチが明らかに変化し、8200rpmのレブまで一気に吹け切ります。

    3速でも一番美味しいのは5000rpm〜上で、パワーが一番美味しそうなのは7000rpmまであたり。

    4・5・6速では・・・この一番美味しい回転域は速度域が高すぎて、公道ではムリです。。(^^;

    GT3が一番GT3らしいパンチを示すのは、やはり5000rpm以上ですね。

    サーキットの場合ですと、このへんの回転域はイヤでも一番使い倒される領域ですし、

    レブリミットが8200rpmという、空冷時代にはフルチューンエンジン以外では考えられなかった高い所にあるので、

    余計なギアチェンジが必要なくなる恩恵も受けられるし、いやおうなしにGT3の旨みを十分に味わえるんでしょうけど、

    サーキットを走らない人にとってみては、この回転域をよく使うような回し方をする人以外にしてみると、

    ひょっとすると996カレラとパワー的には決定的な違いを見つけられないかも知れません。

    だって、それほど996カレラ(後期の3.6L)もかなりパワーのある車でしたから。


    ただ、車重と足はカレラとGT3は大きく違います。

    コーナリングの挙動はシャープそのもので、固められた足はロールを小さく抑え、

    中速コーナの連続を猛烈な勢いで駆け抜けていきます。

    この反応の鋭さと信頼感に満ちたステアリングの感触は、水冷ポルシェではGT3以外のクルマでは

    なかなか得がたいものだと思います。


    更に、コースがヘアピンの連続するタイトなワインディングに入ったらGT3の挙動に変化が現れました。

    コーナー出口でアクセルを踏み込むとテールが流れ出します。

    これはおそらく後期型GT3に標準装備されたLSDの作用によるものだと思いますが、

    繊細なスロットル操作と適切なカウンターステアを心掛ければスライドを止めることはもちろん可能なので、

    腕のあるドライバーならその挙動を積極的に愉しむこともできます。


    今回後期型GT3にじっくり乗らせて頂く機会を頂けて、あらためてスゴイ車だと感じました。

    何がスゴイって、ノーマルの状態でここまで仕上がってしまっている事がスゴイです。

    このまんまの状態で、全然草レースにも勝ちにイケます。

    一度でいいからGT3で思いっきりサーキットを攻めてみたいもんですね。

    で、、フツーに普段乗り出来るところが更にスゴイ!

    996後期のGT3って、ほとんど文句の付けようがないほど凄いクルマだと思います。

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    今日は先日からウチに来た996GT3(後期)のインプレです。

    しばらくはGT3の記事一色になるかも知れませんが、そこんとこよろしくです。(笑)


    まずは運転席のドアを開けると、こんな光景が目に飛び込んできます。
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    ポルシェ乗りなら誰もが憧れる、あのGT3専用のフルバケに、

    ポルシェの中でも特別なモデルだけに装着されている赤いシートベルト。

    これを見るだけでも、「これからGT3に乗るんだ」って感じに心が踊らされます。


    ズボン生地がフルバケの端の部分に擦れないように気を遣いながらフルバケシートに身を沈め、

    ドアを閉めると「パーン」って音がします。

    この「パーン」は、先日までウチにあった996後期カレラの時とは明らかに違う音。

    ドアだけではなく屋根とかリアセクションとか・・・ボディ全体が共鳴して響き渡るような音がします。

    この音は、以前964RSに乗った時にも同じような音がしました。

    964RSの場合は、軽量化のためにドアがアルミ化されていたり、カーペット下の防音剤や

    アンダーコートがかなり省略されているので、ドアを閉めると「パーン」って音がするのは納得できるんですけど、

    特に目立った軽量化を施されていないはずのGT3も、実は964RSと同じような手法で

    ポルシェがひそかに軽量化を施しているのでしょうか。

    そのあたりは定かではありませんが、この音は明らかに防音剤が省略されている音だと思います。

    いずれにしてもこの「パーン」は、いかにもスパルタンな音で、これから特別なポルシェに乗るんだという

    気持ちにさせられます。


    キーを捻ると、水冷化された水平対抗3.6Lエンジンがあっさりと目を覚まします。

    アイドリング時のエンジンノイズは思ってた以上に大きめ。

    このGT3はフルオリジナルなので、排気系も当然フルノーマルなのですが、

    背中から水平対抗エンジンのあの独特なメカニカルノイズが容赦なく入り込んできます。

    やはり、防音剤などの無駄な贅肉はそぎ落とされてしまっているようですね、GT3は。

    適度な踏力を要するクラッチを踏み込みギアをローに入れ、クラッチをミートさせると

    図太いトルクに支えられながら、スルスルと車が前に進みだします。

    このトルク感、やっぱポルシェですね、当たり前ですけど。


    街中を流してみると、結構フツーに走れてしまいます。

    つか、めっちゃ快適ですね。

    ただ、GT3というレーシングなモデルなだけに、足は街乗りではゴツゴツした印象は否めませんが、

    それでも社外品の車高調で固められた車に比べると、全然平和な乗り心地です。

    この程度の硬さだったら、車に全く興味のない彼女や奥さんを横に乗せても、

    全然文句は言われないと思います。(?)

    近所のお買い物にも全然使えてしまうような感じです。

    先日の996カレラに乗っていた時にも感じた事ですが、996で水冷化されてからのポルシェって、

    この普段乗りにも全然耐えられるオールマイティさに驚かされましたが、

    それはこのレーシングな方向に振られた「GT3」であっても、その方向性は同じという事に

    更に驚いてしまいました。

    このへんは、いくらポルシェであっても時代の要請に柔軟に対応されてきてるんですね〜。

    これはあくまでもボクの個人的な意見ですが、空冷ポルシェの場合、ポルシェ以外にもう1台

    普段乗り用として足車がもう1台ほしくなってしまいますが、

    水冷ポルシェの場合、あまりにもオールマイティに使えてしまえるので、

    家族を何人も乗せたり、荷物をたくさん積んだりする必要がないのであれば、

    1台で全てが事足りてしまうと思っています。

    その水冷ポルシェの美点の一つと言える「オールマイティさ」は、

    このレーシングな方向に振られた「GT3」であっても同じことです。



    なんだか書きたい事がありすぎて、本格的なインプレに入る前に文章が長くなってしまいました。(^^;

    高速走行も含めたインプレは、また次回!(^^)

    17日、GT3で東京に戻る直前にスペシャルさんに車を持ち込み、

    下回りのチェックを中心に一通り点検してみました。
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    この車は今月の頭に車検を通したばかりなので、機関には何も問題はないのですが、

    東京まで長距離を走るに当たり、一応念のためのチェックです。
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    ↓これがエンジンの下回り。
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    サラッツサラでめっちゃめちゃキレイな下回りでした。

    空冷系のクランクケースを使用しているだけあって、下から見ると空冷ポルシェにソックリです。

    特に排気系の取りまわしは993の流れそのまんまって感じですね。

    それにしてもこのすげ〜エキマニ、純正とは思えません。。






    ↓フロアも突き上げした形跡などは全くなく、めっちゃキレイでした。
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    ↓これがフロント周り。ここもぶつけた形跡もなく、めっちゃキレイです。
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    このGT3、外装も内装もめっちゃキレイなので大体想像はしてましたけど、

    ご多分に漏れず下回りもめっちゃキレイで、それこそ文句の付けようがないくらい

    超が付くほどバリモンの個体です。

    これまでの歴代オーナーさんに、いかに大切にされてきた車かが、随所から窺い知る事が出来ます。

    ここまでキレイな車ですし、しかもモノが「GT3」なだけに、

    東京までの500kmを自走してくる時はかなり緊張して疲れてしまいましたが、(笑)

    その長距離の移動の中で「さすがGT3」と思わされる感動もたくさんありました。

    そのインプレはまた次回アップしたいと思います。

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