ちょっと面白いポルシェがやってきました。
これまで様々な空冷ポルシェを扱ってきましたが、正直なところ私自身も初めて見る仕様です。
今回入庫したのは、グリーンメタの964カレラ4カブリオレ改 ターボ3.3(RR)です。

ベースとなっているのは964カレラ4カブリオレですが、この車両の最大の特徴は何と言ってもその中身。
なんと964ターボ(3.3)のエンジンとミッションへ換装されています。
ミッションも964ターボ用へ変更されているため、元々の4WDであるカレラ4から、964ターボと同じRRレイアウトへと変更されています。
もちろん公認取得済みの車両で、車検証上の排気量も964ターボと同じ3.3Lとなっています。

ハイパワー化に伴い足回りも抜かりありません。
サスペンションはH&R製の車高調へ変更されており、見た目だけでなく走りもしっかりと考えられた仕様となっています。
実際に試乗してみましたが、走りの印象はまさに964ターボそのもの。
低回転域では比較的穏やかなものの、ブーストが立ち上がった瞬間からの加速は圧巻です。
背中を蹴飛ばされるようなターボらしい加速感は、現代のスポーツカーとはまた違った空冷ターボならではの魅力があります。
オープンモデルでありながら、この加速を味わえるというのはなかなか贅沢な体験です。
そして改めて感じたのが964カブリオレのボディ剛性の高さ。
幌を閉めて走っていると、オープンカーに乗っていることを忘れてしまうほどしっかりしています。
一般的にオープンモデルというとボディのヤレや振動を気にされる方も多いですが、この車両に関してはそういったネガティブな印象はほとんどありません。
そこへ964ターボのエンジンとミッションが組み合わさることで、非常に独特な魅力を持った1台に仕上がっています。
964ターボの刺激的な走りと、カブリオレならではの開放感。
しかも公認取得済みのRR仕様。
ここまで手の入った車両はそうそう出てくるものではありません。
まだ入庫したばかりですので、販売出来る状態になるまで少しお時間を頂きますが、ご興味のある方がいらっしゃれば個別にお問合せ下さい。
ちなみに一般的なクーペモデルのカレラ2(5MT)の一般相場と比べると、かなりリーズナブルな価格に設定する予定です。