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昨日の銀ポル君の続きです。


昨日の記事でも書いた通り、この車、一通り手が加えられていて

走りに関してはもう何もやる事がないくらいに仕上げられていますが、

その中でも最大の美点は「エンジン」です。


2年ほど前にレスモアートで腰下からOHするのと同時に、

3.2Lにスープアップされています。

3.2Lといっても単にカレラ用の3.2Lをスワップした訳ではなく、

3.0Lをベースに3.2L化したチューニング内容で、

クランク・コンロッド・マーレーシリンダー・JEピストン

ヘッド加工・ポート研磨・964カム・各部バランス取り等々、

レスモアートが本気のメニューで料理しています。

しかも、エンジンを製作してから走行わずか約2,000km。

ようやく馴らしが終わって当たりが付いてきた頃です。


さらにはエンジンと同時にミッションとクラッチもOHされているから、

しばらくは、な〜んにも心配せずに楽しめるポルシェだと思います。



試乗した感想は、エンジンに火を入れた瞬間から違います。

アイドリング音は力強く、軽〜くブリッピングしてみると、

アクセルとエンジンが直結してるかのようなカミソリレスポンスです。


ローに入れて発進してみると、極低速からトルクがモリモリで

ポルシェお約束のアイドリング発進も簡単に出来てしまいます。


一旦アクセルを踏み込むと、ここはもうノーマルとは全く別世界。

高回転になればなるほどタコ足から奏でる官能的なサウンドとともに

レブリミットまで一気に吹け切ります。

こりゃ〜シビレますネ!

車体がかなり軽量化されている事も影響していると思いますが、

その加速の鋭さはノーマルの930では絶対に味わえない異次元の領域です。


このエンジンのもう一つの美点は、チューニングエンジンにも関わらず

とても扱いやすいところ。

アイドリングはまるでノーマルのように安定しているし、

下からトルクがモリモリあるから、街乗りでも気を遣う事なくフツーに乗れてしまいます。

いつも思う事なんですが、レスモアートの橋本社長が作るエンジンって、非常に乗りやすいです。

じゅんのすけ号のエンジンもそうなんですが、ちゃんと耐久性の事も考えて

ある程度マージンを持たせながら、詰められる部分は詰めていくという考え方だから、

方向性的には、ポルシェオリジナルの味付けの、常に延長線上にあるような味付けです。

こんな作り方だから、ココで作ったエンジンって全然壊れないんですよね〜


この銀ポル君、すでに嫁ぎ先が決まっている車なんですが、

ボクが自分で本気で欲しくなってしまうような、とてもオモロイ車でした。


これからボディワークに入るので、納車まではまだしばらく時間がかかりますが、

完成するのが本当に楽しみな車です。