これがウチでの販売依頼があったディフェンダーです。
見て下さい!このスタイル。
1948年に発表されて以来、基本的な造形を変えずにきた武骨なスタイル!
現代のクルマにはない実用一点張りの質実剛健さは気合いと男気を感じます。
男だったらこんな車、無条件に憧れてしまいますよね。
世の中に存在するどんな四駆を持ってきたって、
このディフェンダーの前ではオカマが乗る車に見えてしまいます。(笑)
ある種、以前ウチに来たハマーH1と同じようなニオイを感じます。
デフェンダーのボディの造形で特徴的なのがゴツゴツと角張っているところですが、
これはボディ全体がアルミパネルを用いているから。
アルミパネルを使っているのは、軽量化のためという訳でもないらしく、
第2次大戦後当時、イギリスで鉄が極端に不足していて、逆にアルミが余っていたという歴史的背景があるそうです。
ボディには至る所にアルミパネルを接合するためのリベット留めが見られ、
この剥きだしのリベットがよりスパルタンな印象を強調します。
イギリス軍の軍用車として採用されてきたというこのスパルタンな井手達は理屈抜きにカッコイイ!
こういう歴史のある車って、車全体から滲み出てくるオーラをビンビンに感じます。
これまで色々な車を経験させて頂いて思う事なんですが、本当に一生モノとして長く付き合える車って
こういう、時代に流されず何十年も世界で愛され続けてきた車なんでしょうね。
このディフェンダー然り、空冷ポルシェ然り、旧ミニ然り、旧ビートル然り・・・です。
歴史のある車って「究極の大人のオモチャ」ですね。(^^)