昨日は日帰りで関西方面まで９９７ＧＴ３ＲＳの納車に行ってました。
車は先に陸送会社さんに引き取って頂いてたので、陸送屋さんとお客様とウチがお客様の最寄りの陸運局で待ち合わせをして、車を受け取ったらそのまま名変してお客様にお渡ししてきました。
それにしても、地方の陸運局だとこーゆー車は目立ちすぎます。(^^；
東京の陸運局だと結構ド派手な車がたくさん居たりなんかするので、この車が置いてあってもそんなに違和感はないのですが、昨日は恥ずかしいほどに存在感バリバリでした。（笑）
今回この９９７ＧＴ３ＲＳをご購入頂いたお客様（Ｏさん）は、実はこのＲＳが初ポルシェ。
年代的にはボクより少し先輩で、昔っからスーパーカーに憧れてきて、いつかはポルシェに乗ってみたいとずっと思っていたそうです。
本来であればもっと一般的（？）なポルシェから乗り始めて徐々にレアなモデルへと行きたいところだったんでしょうけど、年齢的にもそろそろポルシェを購入するには最後のチャンスかもと思えるところまで差し掛かったという事で（実際にはすごく若々しい方です）、色々なモデルを乗り継いでいる時間的な余裕もないと考え、一気に凄いヤツを手に入れたかったそうです。
ボクも最初はこの９９７ＧＴ３ＲＳが初めてのポルシェになるというお話を聞いた時は少し心配になりましたけど、Ｏさんが語られるポルシェに対する熱い想いをお聞きしているうちに精一杯ご協力したいという気持ちになりました。
それに、こーゆーレアなモデルはただお金さえ持っていれば簡単に手に入れられるという訳ではなく、ご家族のご理解はもちろん、欲しいと思ったタイミングにちゃんとした内容の個体の出物があるかという問題や、多額ゆえのローンの審査の問題、買った後の車を保管する環境の問題等々、様々な環境が整わないとなかなか手に入れる事が出来ないものです。
今回、このＯさんの場合も最終的にこの９９７ＧＴ３ＲＳのご購入に至るまでにも、他の個体の購入に試みてみるもタッチの差で他の方のへ車が行ってしまったり、ローンを含めた購入資金の確保の問題であったり、ご家族へのご説明の問題であったり、ボクがお聞きしているだけでも様々な問題を乗り越えられてやっとこのＧＴ３ＲＳを手に入れられておられます。
そういう苦労を乗り越えてやっと手に入れたポルシェだから一生乗るつもりだというお言葉をお聞きした時は、ボクも胸が熱くなりました。
維持していく上で何か問題が出てきた時は、ボクも出来る限りのご協力はさせて頂くつもりですので、是非生涯の伴侶として大切に乗ってあげてください。
仕事で少しくらい辛い事があっても、家に帰ればこの車が待っていると思えば大概の事は頑張れると思いますよ～(^^)
この度は数ある中からガレージＪのポルシェをお選び頂き大変ありがとうございました！