JTmodeコンプリート

初公開!JT Mode可変バルブ式集合マフラーの構造

今月より発売を開始させて頂いている可変バルブ式集合マフラーの構造について、一体どうなっているのかわからないというご質問をよく頂きます。(^^;
純正触媒を付けたまま、リアバンパーの中でどうやって左右の排気を集合させて、且つ、爆音と静音に切替を行っているのか不思議だと思いますので、今日は初めてバンパーを取り外してその中身を公開させて頂きます。
これを見て頂ければ、苦肉の策の跡が伺えると思いますので、いかに作るのが大変だったかおわかり頂けると思います。(笑) 

まずは↓↓↓これがバンパーが付いてる状態ですが・・・・・
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バンパーを外すとこうなってます。
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 中心に2つタンクが横たわったようなものがありますが、これが純正触媒です。
左右から3気筒分ずつ出てきた排気がそれぞれこの触媒を通り、 X型にクロスしたのちに一旦触媒の上を通って真ん中で集合され、中央部を上から下に排気が流れます。

触媒部付近をアップすると↓↓↓こうなってます。
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 狭いバンパー内部の空間内に収めるため、ギリギリのクリアランスで半ば無理矢理作ってます。(^^;

↓↓↓これが真ん中の集合部です。
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 排気は上から下へと流れます。

左側の爆音パイプは↓↓↓こうなってます。 
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 こちら側は直管です。(笑)
ただ、これはデモカーに付いてる試作品ですので、製品版はこちら側にも小さ目のタイコが装着されます。
パイプ上部に付いている青いホースのようなものがくっついてる物体が可変バルブになります。
この可変バルブが開いていると、こちら側のパイプのほうが右側のパイプ(大きなタイコが付いています)よりも排気抵抗が少ない為、排気ガスはほとんどこちらから排気される事になり、音も爆音になります。
逆に可変バルブが閉じられると、排気ガスが全て反対側の右側のパイプから放出される事になりますが、右側には大きなタイコが付いているため静かな音になります。

↓↓↓これが右側の静音パイプです。
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 でっかいタイコが付いているので、排気がこちら側を通る時は音がとても静かになります。

こんな説明で構造がわかりますかねぇ。。。(苦笑)

でも、ま、構造がわかならくてもこのパイプ同志のギリギリのクリアランスと、ごちゃごちゃしたパイプの取り回しを見て頂ければ、作るのにどれだけ苦労しているかだけはわかって頂けると思います。(笑)

というわけで、これだけごちゃごちゃした構造のため、装着はかなり慣れていないと装着がうまく行かず、エンジンをかけてみるとパイプとパイプが干渉してしまって、ビビリ音が出てしまうという事もよくありますので、申し訳ありませんが装着は全て当方で行わせて頂いております。
ですのでこのマフラーに関してだけは業販や通販を行っておらず、車両を持ちこんで頂いての取付となりますのでご了承頂ければ幸いです。
遠方の方には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。m(_ _)m 

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