先日入庫したばかりの996.2GT3クラブスポーツの販売を開始いたします。
996GT3自体、ここ数年は見かける機会が本当に少なくなりましたが、その中でも今回の車両はさらに希少なクラブスポーツ仕様。
サーキット走行を視野に入れたクラブスポーツは生産台数も少なく、特に最近は探してもなかなか巡り会えない一台です。
今回の車両は基本的にオリジナルコンディションを保ちながら、足回りには997GT3純正の車高調とアップライト一式が移植されています。
997GT3用サスペンションは剛性や作動性が向上しており、996GT3本来のダイレクトなハンドリングを残しながら、より安定感のあるフィーリングが楽しめる仕様となっています。純正パーツによるアップグレードという点も、この車両の魅力の一つです。
996GT3後期型ではフロントブレーキが6ポッドキャリパーへと強化され、制動力・耐フェード性ともに向上。
さらにミッションオイルクーラーが追加され(サーキットではこの違いが大きい!)、高負荷走行時の信頼性も高められています。
エンジンも細かな改良が施され、最高出力は360PSから381PSへと向上。可変吸気システムの採用や制御の見直しによって、中高回転域の伸びやレスポンスもさらに磨かれ、GT3としての完成度が大きく高められたモデルです。



そして996GT3最大の魅力は、やはりそのエンジンでしょう。
搭載されるのは、GT1クランクケースを持つ、いわゆるメッツガーエンジン。
そのルーツはル・マン24時間レースを戦った911 GT1へ、さらに遡れば空冷911レーシングエンジンへと繋がる設計思想を受け継いだ特別なユニットです。
現在のGT3とは異なり、空冷時代のレーシングポルシェの血統を色濃く感じられる最後の世代と言っても過言ではありません。
ドライサンプ構造ならではの安心感、高回転まで一気に吹け上がる鋭いレスポンス、そして機械がそのまま動いているようなメカニカルなフィーリング。
数字だけでは語れない、「操る楽しさ」がこの車には詰まっています。
最近のGT3は速さも完成度も素晴らしいですが、996GT3にはそれとはまた違う魅力があります。
電子制御に頼りすぎず、ドライバーが車と対話しながら走る感覚。
どこか空冷911にも通じるアナログな味わいが残っているからこそ、今なお熱心なファンが多く、世界的にも評価が年々高まっています。
特にクラブスポーツは市場に出ること自体が少なく、コンディションの良い個体との出会いはまさに一期一会です。
「GT3はやっぱりメッツガーエンジンじゃないと。」
そうお考えの方には、きっとご満足いただける一台だと思います。



主な仕様は以下の通りです。
<主な車両情報>
2005年式 996.2GT3クラブスポーツ 6MT
ディーラー車
ボディカラー:キャララホワイト
内装色:ブラック
左ハンドル
走行距離:62,200km
修復歴:なし
車検:令和10年6月9日まで
クラブスポーツ用純正ロールケージ
クラブスポーツ用純正フルバケットシート(クロス)
997GT3用純正車高調(ノーマルあり)
997GT3用アップライト(ノーマルあり)
ドライブレコーダー
ETC
バックモニター


気になる方はぜひお早めにお問い合わせください。