'01 996 GT3

’01年式 996GT3がやってきました

先日の記事で入庫予告させて頂いた996前期GT3がやってきました。

日本にやってきたばかりの中古並行車ですので、国内新規登録の3年車検付きの車両としてお渡しさせて頂きます。
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過去に右リア角をぶつけてるらしく、日本基準の中古車査定の規定上は残念ながら「修復歴あり」の扱いになってしまいますが、先日アライメントテスターで計測したところとてもいい値が出ておりますし(データあり)、試乗しても事故による車体への影響は全くありませんので、安心してお乗り頂けると思います。

状態はいいと言えども、中古車査定上はあくまでも「修復歴あり」の扱いになる車両ですので、その分リーズナブルに販売させて頂きますので、形式的な事よりもとにかくGT3の走りを純粋に楽しみたいという実質主義の方にはうってつけの車両だと思います。(^^)

話が少し逸れてしまいますが、出回っているポルシェの全中古車のうち修復歴がある確率は他の車種に比べて非常に高いです。 
一般の方の感覚からすると、カーセンサーやGooを見ても「修復歴あり」って書いてある車って結構少ないじゃんって思われるかも知れませんけど、ボクが言っている「修復歴がある確率」というのは、表向きに公表されている修復歴ありの車両に加えて、本当の状態が公表されていなかったり見落とされたりしてしまっている「公表されていない修復歴ありの車両」を加えての比率のお話です。
なんで「公表されていない修復歴ありの車両」なんて存在するかについては、これをご説明しだすと本を1冊書けてしまえるほどのボリュームになるので割愛させて頂きますが(興味のある方は直接聞いて下さい)、そういう車を掴んでしまうと、買うときは普通の高い値段で買わされ、売るときは安く買い叩かれてしまうという面白くない状況に陥ってしまいます。
実際、ウチに車の買取の相談に来られた新規のお客様で、現車を拝見させて頂くと思ってもみなかった修復歴が出てきてしまってビックリされるという方が、具体的な数値はここでは書けないほど沢山いらっしゃいますし、しかもその傾向は最近ますます増え続けています。 
これは買うときには当然「修復歴のない車」として買ったつもりが、売るときになって修復歴がある事がわかってしまい、思うような値段で処分できなかったという典型的な例ですが、 そうならないように信頼出来るお店で日本自動車査定協会の車両状態証明書付きの車を買うという事である程度防御は可能なので是非気をつけたいものです。
ただ、考え方をガラリと変えて、「修復歴あり」という事を百も承知でポルシェを安く買うという買い方も、ボクは十分アリだと思ってますし、そういう話をこれまでもこのブログの中で何度もご紹介してきました。
もちろん修復歴があるといっても走りに影響がない事が大前提ではありますけど、乗る本人が割り切ってて安く買えるのであれば、それはそれでいい買い物なんではないかと思います。

なのでこのGT3は、修復歴があるという事を割り切る事が出来る実質主義の方向けの車両となりますのでご理解下さい。(^^)
 

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