今日はTさんのミッドナイトブルーの964が旅立って行きました。
天気もまずまずの納車日和になったのでよかったです。(^^)
Tさんは去年の年末に991カレラをご購入されたばかりでしたが、乗れば乗るほど昔から憧れていた空冷ポルシェへの想いが募るばかりで、ついに4世代も遡った964へのお乗換えを決断し、当社にご相談にお越し頂きました。
そこへタイミングよく当社のお客様がお乗りだったこの964が売りに出てきたのも、何か不思議なご縁のようなものを感じずにはいられません。(^^)
今回は納車整備に少し時間が掛かってしまいましたが、そのぶんエンジン脱着を含むかなり盛り沢山な内容のメンテナンスを施させて頂きました。
今回の主な整備メニューは以下の通りです。
・ビルシュタイン車高調(中古)への交換
・クランク角センサー交換
・タペット調整及びタペットカバーパッキン交換
・チェーンカバーパッキン交換
・オイルプレッシャーセンサー交換
・オイルレベルセンサー交換
・ベルト3本交換
・クーリングファン交換
・エアコンコンプレッサー交換
・エアコンガス補充
・パワステホース交換
・パワステオイル補充
・エンジン側フューエルライン(4本)交換
・オイルライン(オイルクーラー周辺、オイルタンク周辺、エンジン周辺の5本)交換
・サブマフラーストレートパイプ装着
・メーター修理(スピード、タコ)
・エンジンオイル交換
・エレメント交換
・エアクリーナー交換
・パッテリー交換
・ワイパーブレード交換
・ATオイル補充
・タイヤ(新品)交換
・ホイールアライメント調整
と、ざっとこんな感じです。
元々エンジンOHをはじめかなり調子良く乗られていた車両でも、生産から30年近く経過しているのでこのくらいの整備メニューになってしまっても全くおかしくありません。
逆にこれだけの事をやっておけば、この車に関しては暫くは安心してお乗り頂けるのではないかと思いますし、ちゃんと手をかけてあげればいつまでも元気に走り続けてくれるのがポルシェの良いところです。(^^)
Tさんは991からの乗り換えなので、964の乗り味に慣れるまでは違和感を感じる箇所も少しはあるかと思いますが、小ぶりなボディで乾いた空冷サウンドを轟かせながら走る喜びは、どんな車にも代えがたい魅力があるのが964です。
良い車ですので末長く可愛がって頂ければ幸いです。
この度は数ある中からガレージJにポルシェ探しのご依頼を頂きまして大変ありがとうございました!(^^)