実は先週、またとんでもないのがやってきました。
２９０台限定の９６４ＲＳ ＮＧＴ（Ｍ００３）です。
しかもエンジンがオリジナルのＲＳエンジンをベースにＲｕｆのＲＣＴコンプリートになっちゃってます。
更に外装はＲＷＢスーパーワイドという。。。（笑）
なんともスゲ～９６４です。
「ＲＳ」も「Ｒｕｆ」も「ＲＷＢ」も憧れのキーワードという方も多いと思いますが、この車は全部入っちゃってます。(^^;
先週試乗してみたのですが、この車の最大の美点はＲＣＴのシングルターボエンジンにも関わらず、レスポンスはＮＡのＲＳそのものというところです。。
乗ってみるまではターボ３．６とかの、あのちょっとモッサリした感じを想像してたのですが、その予想はあっさり裏切られ、超ビンビンレスポンスのＲＳそのものでした。
３０００回転まではＮＡのＲＳと全く同じ感覚で、３０００からはヒュイーンとブーストがかかりはじめ、あとはレブまで一気にイッてしまいます。
ＲＣＴの圧縮比がターボの割に高めだからこういう特性になるんでしょうけど、ＲＳとターボの良いとこ取りの超シビれるエンジンです。
実はこの車に乗った瞬間からボク自身が気に入ってしまい、本気で自分のものにしようと企んでいましたが、何か月か前から空冷のチューニングカー探しのご依頼を頂いているお客様にもとても気に入って頂けたので、そのお客様のところに嫁いで行く事になりました。
遠方のお客様なのでコロナの自粛もあって現車確認なしでほぼ即決して頂きましたが、こんなの世界中探したって出てこないような車ですから思い切って決めて頂いて正解だと思います。
最近ノーマル派の方が多いので、もしかすると「貴重なＲＳの、しかもＮＧＴにこんな事するなんて、もったいない！」なんて思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ＲＳは元々走ってなんぼの車ですし、どうせ乗るなら思いっきり自分好みのスタイルに仕上げてガンガン走ってやるのが本来の楽しみ方だとボクは思います。
この車に次にお乗り頂ける新オーナーさんも、サーキットでチューニングポルシェやカップカーをガンガン楽しんでいらっしゃる方なので、きっと末永く楽しんで頂けると思います。(^^)
