ポルシェデイに合わせて仮納車させて頂いてたＫさんご購入の赤い９９６カレラ（６ＭＴ）ですが、ただいま本納車に向けた整備の真っ最中です。
クランクシールから少しオイルが滲んでいる様子だったので、現在ミッション降りてマース。
この車両はＰＪ０３（ＰＣさんのインタミサービスキャンペーン）実施済みなのでその時にミッションが下ろされてクランクシールも交換済のはずなんですが、なぜかまたそこから少しオイルが滲んできてしまってるようです。
これは最近９９６のクランクシールの交換パーツが９９７用と共通化されたことにより、シールの中に入っている針金のようなものが省略されてしまった頃から、シールを交換しても交換のやり方次第でオイル滲みが止まらないという事が起こることがあるのですが、この車両も同じことが起こってしまっているのかも知れません。
修理用の供給パーツを共通化する事によるコスト削減はわかりますが、９９７の場合はこの部分には油圧はかからないものの９９６は油圧がかかるので、形が同じだからと言ってなんでもかんでも共通部品にしてしまうとこういう事が起こりうるのかも知れません。
９９６を数多く扱っているショップさんならこんな事は常識でしょうから、ちゃんと気を遣いながら交換作業を行うので問題は起こらないかも知れませんが、あまり９９６でこの作業を行った事がない人がやってしまうと必ずと言っていいほどまた漏れてきてしまうでしょうから、供給パーツを再度見直して頂いて是非対策して頂きたいと思います。
話が少し逸れてしまいましたが、なるべく早く納車出来るように頑張ってますので、もう少々お待ち下さいネ～！