6スロ+MOTEC、コイルオーバー化でお預りしていたTさんの’85カレラナロールックですが、先日車が完成しました。
少し前に完成してたのですが、ココにアップするのを忘れてましたので今日アップします。💦
これが6スロ化された3.2Lエンジンです。
6スロ以外の純正パーツ類も、金属類のクロメート処理や再塗装、洗浄、磨きなどを行いピッカピカになりました。
乗ってももちろん楽しいエンジンですが、見てるだけでもかなり長時間うっとり出来ます。(笑)
このエンジンのマネジメントは今回MOTECのM84で行ってます。
冷間時も含めた緻密なエンジン制御はもちろんの事、可変バルブエキゾーストのバルブの開閉についてもアクセル開度や回転数をもとに制御してます。
↑以前ワンオフで作ったタコ足+可変バルブ付き集合マフラーも、見ただけで超イケてるでしょ?(^^)
普段はノーマル並みの静かさで、アクセルを踏み込んでいくととろけるようなレーシングサウンドを奏でます。
足は椿さん&M’sさんの共同開発で作ったオリジナルのコイルオーバーです。
930はノーマル足のままでもトーションバーの調整である程度シャコタンに出来ますが、そのまんまだとダンパーは底付きしてストロークしないわ、アームはバンザイしちゃうわで、まともに走っちゃくれないので、今回思い切ってコイルオーバー化に踏み込みました。
ダンパー自体は容量がデカく30段階に減衰力調整も出来、ストリートからサーキットまで許容範囲は大きいので、今回バネをF:6キロ、R:8キロと柔らかめをチョイスし、ストリートセッティングに仕上げました。
以前は路面の段差の突き上げが酷く、足も突っ張ってしまって全然曲がらない車でしたが、この足にしてから驚くほど足がしなやかになり、コーナーもとても曲がりやすくなりました。
この車はまずは外装から作り込んでいったので、見た目は元々超イケてる車でしたが、これで中身も見た目に負けないくらい良くなり、一応完成の域に達したのではないでしょうか。
Tさんにこの930を納車させて頂いてからも一緒になって各部モディファイを進めて行ってますが、ここまで魅力的な930はどこを探してもなかなか見つからないんでしょうか?というほどの域まで達してきたと思います。
こんな車を作らせて頂く事が出来て、私共も幸せです。(^^)
完成とともに梅雨の時期になってしまったので、天気が悪くてなかなかすぐには乗れないかも知れませんが、走り込んでいきながまたじっくり熟成していきましょうね~。
この度は大変ありがとうございました!