このたび、1988年式の930カレラ(後期モデル/G50)を新たに在庫として迎え入れました。
外装はグランプリホワイト。まさに私たちの世代には“ど真ん中ストライク”な1台です。人気の高い後期型で、ミッションはG50の5速MT。そして、内外装ともに非常にコンディション良好です。
走行距離は84,000km。整備記録もしっかりと残っており、エンジンOH、クラッチOH他各部メンテナンスも丁寧に行われてきた履歴のある個体です(下記の主な車両情報をご確認下さい)。
ちなみに、クーラーも現在しっかり稼働しています。
■ 930カレラの魅力について
930は空冷ポルシェの中でも特にタフで、37年経過した今でも適切な整備が施されていれば、驚くほど元気に走ってくれます。この車にもまさにそれが当てはまります。
現代の車にはない独特の魅力を備えており、その“誰が見てもポルシェ”とわかるシルエットに加え、コンパクトで軽量なボディ、3.2Lの力強いトルク、堅牢なボディ剛性、RRならではのトラクション性能など、乗れば誰もが虜になるはずです。
■ よくある誤解について
「維持が大変そう」「価格が高くて手が出ない」といったイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、しっかりと状態の良い個体を選べば、実際の維持は思っているよりもずっとシンプルです。
また、確かに購入時の価格は上がってきていますが、その分リセールバリューも非常に高く、乗って楽しんでからもしっかり売れる“価値の落ちにくい資産”でもあります。タイミングや買い方次第では、非常に合理的な選択となり得ます。
■ ご購入に際してのお願い
当社では、なるべく手のかからないコンディションに仕上げたうえでお引き渡しいたしますが、オイル交換など日常的な基本メンテナンスは必要です。
そのため、ご購入後も当社整備工場で整備いただける方、もしくは遠方の場合は当社提携の整備工場にご入庫いただける方、あるいは既に空冷ポルシェに精通した主治医的な整備工場とお付き合いのある方にお譲りできれば幸いです。