いま、ガレージJには’01前期996GT3が2台あります。
特に前期モノのGT3は人気があって、バリモンはだんだん手に入れるのが難しくなってなってきてます。
こんな風にバリモンが2台並んで置いてあるのは、今となってはとても珍しい光景なのではないでしょうか。
ちなみにシルバーのほうは四国に嫁ぐ事が決まっていて、シールグレーのほうはつい2〜3日前から
売り出したばかりなのでまだ嫁ぎ先は決まってません。
前期型のGT3に乗るといつも感じるんですが、動かした瞬間に感じる「特別なポルシェ」感はタダモノではなく、
前期型のGT3に乗るといつも感じるんですが、動かした瞬間に感じる「特別なポルシェ」感はタダモノではなく、
空冷時代のRS系に通じるスパルタンな雰囲気や乗り味を持ち合わせています。
たとえばドアを閉めた時にドライバーの後頭部付近の天井の鉄板に微妙に反響する音や、
車を動かした時に感じるなんとも言えない剛性感、等々・・・。
なんというか、文章では表現しにくいんですけど、RSとGT3の両方に乗った事がある人なら
多分わかっていただけるんではないでしょうか。(^^;
とにかく水冷と空冷の違いはあっても、吊るしの状態のまんまでサーキットでポンと走れてしまうという点でも、
やはりRSと同じDNAなんだとつくづく実感します。
ところでサーキットで楽しむポルシェと言えば、964や993が代表的でもちろん今でも王道ですが、
果たしてこの状態がいつまで続くでしょうか。
ご存じの通り、964や993のMTモデルの相場は海外流出が激しく高騰し続けており、
RS系だと4ケタ万円台が当たり前という、普通の感覚では到底買えない存在となり、
たとえ買えたとしても、もったいなくてサーキットなんて走る気になれないようなシロモノになりました。
今までだったらRS系はムリでもカレラ系をベースにイジっていけば、ある程度の予算でそこそこ速い車を
作ることが出来たかも知れませんが、今はもうカレラすらベース車として使うには高すぎて、
新たに964や993カレラのサーキット仕様を1台作ろうとすると、とんでもない出費を覚悟しないといけません。
そこへいくと、前期の996のGT3は超お得。
空冷のRS系と同じように、吊るしの状態でそのまんまサーキットは走れてしまうし、
いくらGT3が高くなってきてるとは言っても、高くなってしまった964とか993を買ってきて
サーキット仕様に仕立て上げていくよりも全然安く済んじゃうし、コスパは最高です。
それにノーマルであるがゆえに信頼性の面でもかなり有利で、フツーに乗ってれば滅多に壊れないというところも
GT3の大きな魅力だと思います。
多分ですけど、どうやら既にこの事に気が付いている人が相当いるらしく、
これからサーキットを走る為にポルシェを購入しようとした時に、海外流出で高くなってしまった空冷系を敬遠し、
結果的に安くなる上に速くて壊れにくいGT3に流れ込んできているようです。
だから最近GT3のタマ数が少なくなって、相場もメキメキと上がってるんでしょうね。
単に空冷の相場に引っ張られて高くなってるだけではなさそうです。
この傾向はこれからますます顕著になると思われますので、GT3をまだコスパ的に納得出来る値段で買えるのは
ある意味今がラストチャンスになると思います。
2台あるGT3のうち、シルバーのほうはあっという間に行き先が決まってしまいました。
シールグレーのほうも時間の問題だと思います。
早い者勝ちですので気になる方は 080-3217-0911 までお早めにご連絡下さい。(^^)