昨日アップさせて頂いたと同時に沢山のお問合せを頂きまして大変ありがとうございます。
外出している時間も多く、メールでお問合せ頂きましても追いつけない状況ですので、お問合せにつきましてはお電話のみとさせて頂いております。
何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m
さて、今日は下回りの状態をアップさせて頂きます。
エンジン下回りはこんな感じです。
記録簿でも確認出来ますが、こまめにメンテされてきている車両なのでオイル漏れも見当たりません。
９６４のほとんどと言っていいほどオイル漏れや滲みが見られるタペットカバーやチェーンケースからもオイル漏れは見られません。
もちろんスルーボルトからも漏れてません。
なのでクランクケースもオイルのベトベト感がなく、サラサラしてます。(^^)
ただ入庫時にはフロントのオイルクーラーに繋がるオイルホースから漏れてましたので、その部分は既に修理済です。(^^)
ついでに写真を撮りましたが、オーバーホールしたてのビルシュタインの車高調（ＯＨ後２，０００ｋｍ）もまだピカピカです。
昔っから何度も何度もこのブログで書き続けている事ですが、９６４を選ぶ際には下回りのチェックは必須です。
この部分をきちんとチェックするかしないかによって、買った後の維持費が大きく変わってしまうからなのですが、いまだに９６４を買うほとんどの人が下回りをノーチェックのまま買ってしまっているようです。
よく、「空冷ポルシェを買ったけど維持費がかかりすぎて手放してしまった」とかポルシェに対する愚痴や悪口をネットに書き込む方を見かけますが、果たしてその方々は買うときに見るべきところをちゃんと見てから購入されてるのでしょうか？
「９６４はアンダーカバー付いてるから下回りなんて見るの無理じゃん」とか言われるかも知れませんが、売ってるお店に現車確認前にあらかじめ頼んでおいて、外してもらっておけばいいだけの話だと思います。
なんてったって今や９６４は高額車両なのですから、アンダーカバーを外して下回りをチェックさせてもらうくらいのわがままを言っても全然おかしくないんではないでしょうか。 (^^)
「下回りを見せてもらったってどこを見ればいいのかわからない」とおっしゃるのでしたら、逆にお店に「下回りを見せながら状態を説明して下さい」って頼んでみればいいと思います。（笑）
良心的でその車の状態に自信を持ってるお店なら、いかにその車がいい車なのか、一生懸命具体的に説明してもらえるはずです。
ボクなんかのようなポルシェを月に何１０台も見立てている者でも、ポルシェを仕入れる（買う）時には必ず現車の下回りを見てからでないと怖くて絶対買えません。
それくらいポルシェ（特に空冷）を買うときの下回りのチェックは重要だと思いますので、９６４を買うときは気をつけて下さいネ！(^^)