先日の日曜日に黒い993の嫁ぎ先が決まりました。
この993も大変沢山の方にお問合せ頂きまして大変ありがとうございました!
今回この993をご購入頂いたのは、墨田区にお住まいのMさんです。
Mさんは以前’89の930にお乗りだったそうですが、ご結婚を機に6年ほど前に手放され、その間ポルシェ以外の車を乗り継がれていらっしゃいました。
でもやはり中毒症状が発症し、時間が経つにつれてますます症状が悪化の一途を辿るばかりとなってしまい、遂にガマン出来ずにボクの所に訪ねて来られました。
日曜日に初めてお越し頂いたのですが、この時はすぐにポルシェを買えるとは思っていなかったそうで、1年くらいかかってでもなんとか996あたりを手に入れられないかというご相談内容でした(。
いつもポルシェ購入のご相談を頂いた時は、ボクはいつもお金(ご予算)の話から入らせて頂きます。
お金の話から始めるなんて、なんて嫌らしいヤツだとお思いになられる方もいらっしゃるかも知れませんが、ポルシェに限らず車を買うときは、まずは予算をキッチリ決めておかないと何が買えて何が買えないのかハッキリしないので、ターゲットになる車が定まりません。
なので、ウチの場合は一番嫌なお金の話を早く終わらせてしまって、そこさえクリア出来ればあとは買える範囲内でアレにしようか?とかコレにしようか?とか楽しい話しかなるべく残さないようにしてます。(^^)
で、そのお金とか予算の話ですが、昨日のMさんも当初は「〇〇〇万円の予算なので、996のティプトロで探したい」との事でしたが、「930に乗っていらっしゃったのに、本当は空冷が欲しいのではないですか?」とお尋ねしたところ、やはり本当は空冷が欲しかったそうで、でも高くて予算的に絶対無理だと勝手に自分で知らず知らずのうちに限界を作っちゃってました。
ところが、以下の内容を詳しくお聞きしていくと、全然空冷が買えちゃいますねという話にその場でなりました。
・今の車のローンの月々とボーナス時の支払い額
・只今現在のローンの残債
・今度買うポルシェをローンにした時に払える予定の金額(月々、ボーナス時)
・今の車(今回は下取りに出す予定)の車検証
これらの事をお聞きしながら、今回は残価設定型のローンを使いつつも最終回の支払いリスクを最小限に抑えながら購入シミュレーションをしてみたところ、全然空冷もターゲットの範囲内に収まるという事がわかりました。
で、早速その場にあった993に乗って頂いたところ、以前お乗りになられていた930カレラを彷彿する空冷独特の雰囲気に痛く感動され、その場でローン審査→通過→即決という運びとなりました。
Mさんがお越しになられたときは空冷で、しかもこんなバリモンの993なんて夢にも買えると思っていらっしゃいませんでしたが、買い方に工夫さえすれば諦めてしまってたポルシェも無理なく買う事が出来るという事を身に染みて感じて頂けたと思います。(^^)
多分、世の中には端っから好きなポルシェをなんとなく諦めてしまってる方が大勢いらっしゃると思います。
でも、絶対にあきらめないで下さい。
今回のMさんの事例が、ポルシェ購入(乗換え)予備軍の方にとっての良い参考になると思います。
是非、諦める前にガレージJまでご相談下さい。
良いご提案が出来るかも知れません。(^^)