以前にも何台かRWBが入庫した時にご紹介した事があるのですが、RWBの車って超ワイドフェンダーにタイヤがギリギリまでパッツンパッツンに入ってるのが特徴です。
普通はこれほどまでパッツンパッツンだと路面に大きな段差があった時や、車庫入れの時などにハンドルを目一杯切った時にタイヤとボディが干渉してしまう事が多いのですが、RWBの車両については驚いた事にそれが全くありません。
それは今販売中のRWB993ヘブンリーでも全く同じです。
斜め後ろから見ると⇊タイヤがこんなにパッツンパッツンなのですが、全くフェンダーとの干渉がありません。
フェンダーとのクリアランスをアップで見ると、ギリギリの極限まで攻めてるのがわかると思います。
本当に紙一枚入るか入らないかの隙間しかないので、まさに紙一重ってヤツです。
ハンドルを目一杯切っても、驚いたことにどこにも干渉しません。
この計算されたクリアランス、何気に凄いと思いませんか?
こういう部分は中井君がかなりこだわってるところなんですが、こういう事の積み重ねがあるからこそ、ド派手でもとても乗りやすい車が出来上がるんだと思います。
車って乗りやすくないと、結果的に速くは走れませんからねー。
こういう細部の詰めがRWBのこだわりだから、中井君が世界中のどこへでも出かけて行って必ず自らの手で作ってるっていうのもわかりますよね。
1人で全部作ってるというのは一見非効率に思えるかも知れませんが、それよりも大切な絶対に譲れないこだわりがあるからこそ、RWBが世界中で愛されているのだと思います。