今日はあいにくの天気になっちゃいましたね。。
昨日とおとといは天気が良かったので、先日やってきたばかりのＪＴｍｏｄｅ９９６（６ＭＴ）にちょっと乗ってました。
この車は６年程前に前オーナーさんにご購入頂いた車で、納車時にＪＴｍｏｄｅのフルキットを組み込んでコンプリートカーの状態にしてから納車させて頂いたものですが、それ以来、当社で定期的にメンテナンスをさせて頂きながら、屋根付き車庫保管で大切にお乗り頂いてきた車両です。
ですので、素性がハッキリしている事はもちろんの事、内外装の状態も機関の状態もかなり良い、バリモンと言っても差し支えない個体です。
久し振りに運転してみましたが、６速ＭＴの９９６後期型のカレラはポルシェらしいトルク感のあるエンジンで、あらためてやっぱ速いですね。
アイドリング状態でクラッチをミートするだけで、アクセルを煽らなくてもスルスルと車が進んでく鬼トルクは空冷時代からのものをそのまま受け継いでおり、エンジンを回さなくても街中ではスイスイ進んで行きます。
ちょっと回転を上げていくと４，０００回転付近からポルシェらしいサウンドに変わって、そのままレッドゾーンまで鋭いパンチで伸びて行きます。
この車は当社の可変バルブ付き集合マフラーが付いてますので、より甲高くて官能的な音を奏でますが、気持ち良すぎてその音を聞きたいばかりについついエンジンを空吹かししたくなってしまいますので、一般道では要注意です。(^^)
それと、この車に乗ると多分全員がビックリすると思うのが、乗り心地の良さです。
これほど見た目がシャコタンになっているにも関わらず、ストラットには十分なストロークを持たせているので一般道でも突き上げ感は皆無ですし、特にこの車の場合はオーナー氏がサーキット走行の予定はない事を前提にストリート重視のセッティングで仕上げてあるので、車高調が入っているといっても乗り心地はノーマルとさほど変わりはありません。
もちろんサーキットにこの車を持ち込んではいけないという事は全くなく、その場合は足の減衰を締め上げてやることによって、かなり攻め込んでも底付きしたりブレークしない懐の深い造りになっています。
最近は空冷ポルシェや役物ポルシェだけではなく、気が付くと９９６までもがＭＴモデルを中心に数が少なくなって値段が高騰してきてますので、良い出物を手に入れるのがなかなか難しくなってきております。
今後ますますこの傾向は強くなると思いますので、気になる方はお早めにお問合せ下さい。