996の定番チェックポイント

【996の定番故障個所】キャニスターパージバルブの故障

これは定番というほど頻度は高くはありませんが、オルタネーターの上あたりに付いてるキャニスターパージバルブが壊れる事があります。
これが壊れると夏場の気温の高いときしか症状が出ないなど、修理工場に持ち込んでもその時だけ現象が再現しないなど、故障個所の特定が困難な場合があるので一応ご紹介しておきます。

キャニスターパージバルブ

症状としては、夏場の気温の高い時に30分~1時間(場合によっては2時間以上走らないと症状が出ない事もあります)程度トロトロ走ると、アイドリングが不安定になったり、エンジンが止まってしまったりしまったり、セルを回してもしばらくエンジンがかからなくなってしまう事があります。
又、サーキット走行など全開走行している時には症状が止まってしまうので、これも原因を特定するのに厄介です。

実は今年の12時間の耐久レースの直前に、青い耐久号にこの症状が出てしまい、2週間ほど悩まされました。(^^;
暑い日に長時間トロトロ乗らないと症状が出ないのが本当に厄介で、エアコンを取っ払ってしまった耐久号で真夏に再現テストを毎日し続けたウチのスタッフのみーくんが死にそうになってました。(苦笑)
又、アイドリングが不安定になるところがエアマスセンサーが壊れた時の症状と似ているので、間違ってエアマスセンサーを買ってしまって損しがちなところも嫌なところです。(^^; 

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