これは996だけに限らず空冷時代からの定番箇所ですが、エンジンとミッションの繋ぎ目あたりからオイルが滲んでいる事がよくあります。
空冷の場合は原因はクランクシールの劣化によるもので、シール自体は大して高いものではありませんが、エンジンとミッションを降ろしての作業になる為、エンジン/ミッション脱着の工賃がかかってしまいます。
996の場合もクランクシールが原因の場合が多いのですが、996は空冷とは違ってミッションだけ降ろす事が出来るので工賃的に空冷より安く済みます。
ただ、996の場合は別の理由でここから漏れてる場合があるので要注意です。
その別の理由とは・・・・・?
その別の理由とは、有名なインターミディエイトシャフトのベアリングからのオイル滲みです。
ベアリングそのものが劣化してしまっているケースもあるようですが、大体はベアリングのカバーのシールがダメになってそこから漏れてしまう事があります。
ここからオイルが漏れてる場合も、エンジンとミッションの繋ぎ目から漏れてくるので、見た目上はクランクシールから漏れている場合と全く見分けがつきません。
クランクシールならあまり気にする事もないでしょうけど、インタミだとちょっと心配になっちゃいますよね。
なので996の場合は、早めにミッションを降ろして原因を特定させて、もし原因がインタミだった場合は早めに対策品に交換したほうが精神衛生上もいいと思います。(^^)