もうかれこれ1年以上前から製作中の常連のNさんのSCRSルックですが、ボディワークやエンジン/ミッション/ブレーキ/AC関係等々のリフレッシュをお願いしていた岐阜のサンバーストさんの作業が終わったので取りに行ってきました。

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NさんのSCRSは一番左側の車両ですが、右側の930SCベースのナロールックもウチから製作依頼している別のお客様の車両で、こちらもほぼ完成しているので近いうちに取りに行きます。

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以前の記事でもご紹介しましたが、今回このSCRSのベース車両になってるのは’85年式の930ファクトリーターボルックの正規モノで、ベース車両そのものが国内への正規輸入台数が8台という超レアものです。(^^)

普通に考えたらこんな車両をベースにするのはもったいなさ過ぎるのですが、ウチに入庫した時点での状態は中身はしっかりしていたものの、外装はかなりイジられてしまっていたので、Nさんの思い付きでファクトリーターボルックの純正のターボフェンダーやターボ用足回り/ブレーキを活用して、見た目がめっちゃ本物に近いSCRSルックをディテールにもこだわりながら作る事になりました。(笑)

それから約1年余り経ってしまいましたが、ようやく外装やエンジン、ミッション、クーラー等々がカンペキにリフレッシュされ、パッと見は新車と見違えるほどのクオリティになりました。
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今回このSCRSを作るにあたり、オーナーのNさんのこだわりはハンパなく、たとえば前後バンパについては純正品ではないものの、社外品の中から1番精度が高いと思われる製品(ドイツ製)をNさん自らチョイスし、純正のターボ用ラバー製リップと組み合わせる事で「これってもしかしてSCRS純正?」って思わされるような雰囲気に仕上がっています。
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そのこだわりはバンパー等の大物パーツだけではなく細かいパーツにまで及び、たとえばリアバンパーの反射板は本物と同じものを世界中からなんとか左右の2つ分だけ見つけ出し、片側はアメリカから、もう一方はイギリスから取り寄せてます。

ライセンスランプもなんと本物と同じものを海外から見つけてきたものです。

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ドアミラーについては本物と同じものが見つけられなかったので、なんと本物と同じ形のものをワンオフで作っちゃいました。

作りもかなり凝っていて室内からレバーを動かす事でミラーの向きも調整出来るようになってます。

ちなみに本物は助手席側にはドアミラーはありませんが、安全性の理由によりこの車には助手席側にもドアミラーを付けました。

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エンジンは元々調子が良かったので、腰上のみバラして各部サンド/ウェットブラスト加工を施したり、パーツごと新品交換したり、カバーやエンジンハンガー等は塗装しなおしたりして、新品と見間違うような仕上がりです。

このエンジンルームだけでも何時間でも眺めていられるほどキレイな仕上がりです。(^^)

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エンジン同様、ブレーキキャリパーやオイルラインなど目につくところはもちろんの事、スプリングプレートやスタビ、クーラーコンデンサのカバー、トーションバーのカバー等々、普段は覗き込んでもチラリとしか見えないような部分までもがキッチリ綺麗に仕上がられています。

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どうでしょう?

かなりの変態、、いや、こだわり方だと思いませんか?(^^)


外装についてはこのあとタイヤを交換して、マフラーの形状を変えればほぼ完成です。

次は内装を仕上げていきますが、内装についてもかなりのこだわり方ですので出来上がりが楽しみです!