「カレラS」と誰かが言ってるのを聞くと、どうしても「カレーライス」と聞こえてしまうのは
ボクだけでしょうか?(笑)
まー、そんな事はどーでもいいとして、3連休は(とは言ってもガレージJは営業してましたが)天気も良かったので
カレラSを引っ張り出して試乗してました。
冬場の空気が冷たくて晴れてる日は、空冷ポルシェに乗るにはもってこいです。
993の6MTにじっくり乗ったのは久しぶりでしたが、やっぱイイですね!
特にカレラSって’97のモデル末期に出てきた車なので、ある意味993の完成形と言ってもいいと思います。
エンジンや駆動系、電装系等全ての面において信頼性は高められてますし、乗ってても安心感があって
カチっとした剛性を伴った高級感があります。
バリオラムの後期エンジンは十分パワーがあってパンチがある事はもちろんの事、
この個体の場合は足がクワンタムの車高調に換えられており、ターボボディのワイドトレッドと相まって
コーナーではめちゃめちゃ踏ん張ります。
恐らくフツーの腕のドライバーでは、公道でこの車のコーナリング性能を上回るような攻めをするのは
まず難しいんではないかと思います。
コーナーの侵入速度が高すぎて「ヤベっ!」って冷や汗をかいてしまうような場面でも、
車の限界性能のほうが通常のドライバーの精神的な限界性能よりもかなり上にあるので、
何もなかったように車がコーナーをクリアしていってしまうと思います。
それと今回このカレラSの乗って気付いた事は、同じターボボディを持つカレラ4Sやターボのどちらとも
乗り味が明確に違いますね。
カレラ4Sやターボとは違って4WDではないので、歴代空冷RRモデル独特の危うさや軽快感を持ち合わせていて
間違いなく「カレラ2」なんですけど、限界がすこぶる高い!
まさしくこの993カレラSは、カレラ2系の空冷モデルの最終進化形と言えると思います。
ん〜、自分の車としてめっちゃ欲しい。。(笑)
何せカレラSって、993のモデル末期の’97年にしか生産されていない車でかなりの希少車だから、
こんなのを手に入れる事が出来た方って本当に幸せ者だと思います。(^^)