めっきり少なくなってしまいましたよね。
こんな空冷ポルシェがここまで少なくなってしまったのは、ご存じの通りここ最近の空冷ポルシェの海外流出が増加の一途を辿っているからなんですけど、その理由は単純に海外のポルシェ好きのお金持ちが世界一程度がいいと言われている日本のポルシェを買い漁っていてポルシェバブルになっているからだと言われていますが、ボクはそれだけではないと思っていて、実はアベノミクスと為替の影響もかなり大きいのではないかと考えてます。
安倍政権の政策の一つとして円安をガンガン推し進めてますが、その影響もあって為替相場が2年ほど前に比べてドルやユーロやポンド等の外国の通貨の価値が円に対して約1.3倍程度になっています。
もちろん実際には課税や運賃や商社さんやブローカーさん達のマージン等々が入ったり、そんな単純計算では済みませんけど、それにしてもこの為替の影響はデカイと思います。
(最近は更にそれに輪をかけて、空冷ポルシェの大量流出によるインフレ現象が起きている訳ですから、モデルによっては1.3倍を遥かに超える価格で取引されてしまってます。)
なので、外人が直接的あるいは間接的に常に参加してくるオークション会場のセリにおいての落札価格は、もはや外人価格になってしまっているので、もはや日本の車屋が1.3倍も価値の低い円でオークション会場から買ってきた空冷ポルシェを日本の店頭に並べると、それは円を使う国内のお客様にとって相対的に1.3倍は高く感じる値付けなってしまうはずです。(文章がヘタクソですが言ってる意味、わかりますでしょうか?)
なので、よほど空冷ポルシェが欲しくてたまらない人は別として、今の空冷ポルシェの店頭価格は高いと感じるでしょうし、それが当たり前だと思います。
よく「海外に日本の貴重なポルシェを売り飛ばすヤツはけしからん!」とか仰る方もいらっしゃいますけど、ボクは個人的にいま起こってしまっている現象は、べつに海外に車を輸出している業者さんが
ただ、この現象はポルシェで言えば空冷ポルシェ限定で起こっている現象なので996以降の水冷ポルシェでは空冷ポルシェほどこの影響を受けている訳ではありません。なので、水冷は空冷のようなアホみたいな値段にはならず、ほぼ適正価格(?)で取引されています。
そこにあります。要はウチにポルシェを買いにくるお客様が、出来るだけお買い得なポルシェの買い方をしてほしいからですね。では、何で水冷ポルシェが空冷ポルシェのような為替の影響を受けないかというと・・・・・
で、結局今日は何を言いたかったのかと言うと、いまお買い得なポルシェは水冷ポルシェで
もし空冷が欲しい時は、いまは為替相場というどうしようもない理由で高くなってしまっているので、損を覚悟の上で買ってくださいねという事です。(損したくなければ外貨で買うか円高になってから買って下さい)
なんだか長々と訳のわかんない事をつらつらと書いてしまいましたけど、この記事に書いてある事は
なので、もし違った見解をお持ちの方は、いちいち腹を立てずに軽くスルーして下さいね。(^^;
それではGWも残すところあと一日、残り少ない休暇を楽しんで下さい。(^^)