今日はお越し頂いたお客様からのご依頼で、997GT3を少し運転しました。
本来はご検討頂いてるお客様であればお客様自ら運転して頂いた方が手っ取り早く正確に良さがわかって頂けると思うのですが、さすがに997GT3ともなると運転するのはちょっと躊躇されるようです。(笑)
今日この車を運転してあらためて思いましたけど、メッチャ乗りやすい上に速いですね~
公道だし、しかも隣にお客様を乗せているからそんなに踏んだわけでもないんですけど、5千回転くらいまで回してやっただけでも十分この車の良さはわかります。
デジテックの高回転用ECU+吸排気で430ps以上出てるからパワーがあるのは当然ですけど、ボディがガチガチに固められてるから安心して踏めるし、しかも驚くほど乗り心地がイイ!
傍から見るとシャコタンにジャングルジムみたいなロールゲージが組まれてるので超乗り心地が悪い車に見えますけど、実は超乗り心地はいいし運転も超しやすいです。
ポルシェは元々空冷時代からベタベタのシャコタンにしてもボディがしっかりしてるからある程度乗り心地はいいんですけど、それが997GT3CSともなるとほぼ究極の位置にまで上り詰めてます。
とんでもなく速いけど動きが超しなやかで、運転してみると現代のスポーツカーの究極の形がこの997GT3なんだろうなと誰でも思うと思います。
こんなの自分のものにしてしまったら、次に買い替える車もなかなか見つからないと思います。(^^)
それと、この車に付いているアクラボビッチのマフラーの音がまたイイ!
甲高くて気持ちいいサウンドで、しかも軽くて抜けも抜けもいいので、値段は70万以上するらしいですけどその価値はあると思います。
991GT3がPDKになってしまったという事で、この997GT3CSがポルシェ最後のスパルタンなモデルの一つという事もあり、今後も人気は衰える事はないと思います。
歴代ポルシェの過去の傾向から言って、こういう人気がずっと継続するモデルは買っておいても手放す時にほとんど損しない可能性が高いんではないでしょうか(もちろん保証は出来ませんが)。
ポルシェを投資価値的な議論に持ちこむのはあまり好きではありませんが、購入時の奥様への説得材料の一つとして「買っても多分値落ちしないよ」というのも十分使えるネタではないかと思います。(笑)