このたび仁ちゃんのところに嫁ぐ事になった73ナローですが、驚いた事に修復歴がありません。
実はこの車を仕入れる時、フロントに修復歴があるという事だったのですが、現車確認したところ、どう見てもボクには修復歴を見つける事が出来ませんでした。
ま、41年前のナローですから多少の修復歴はあっても不思議ではないし、逆に有って当たり前だと思いますので(ナローであまり修復歴にこだわりすぎると何も買えなくなってしまいます)、修復歴の有無よりも走行に支障が出るようなダメージがないかどうかを重点的にチェックしたところ、そういうダメージは無さそうでしたので、今回このナローを仕入れる事にしました。
ところが後日、いつものように日本自動車査定協会さんに確認してもらったところ、その判定は「修復歴なし」でした。
いつもとは逆のラッキーなパターンですね。(^^)
これが「修復歴あり」と言われていた箇所の一つであるフロントパネル周辺です。
確かに何らかの理由でパネルを加工した形跡はあるものの、歪みや鈑金跡、交換跡は見当たりません。
多分ですが、以前査定した人が加工跡を見つけた時に、事故が原因で加工されたものなのか、何らかの改造が目的で加工されたものなのかの区別が難しかったので、とりあえず疑わしいものはよくわからないので、後々のトラブルを避ける為に「修復歴あり」としてしまったのかも知れませんよね。
もう一つ修復歴があるとされていたインサイドパネルは↓↓↓こんな感じです。
フロントが当たってる車は、この部分に歪みが出てしまってる事が多いんですけど、この車は歪みも見られません。
もちろんこの箇所はチェックしている箇所のほんの一部でしかないですが、フロントに事故歴があるポルシェは↑↑↑上記の箇所やその周辺、フロアパネルなどに違和感があるケースが多く、しかも極小なものはかなり見落とされているケースもあるので、「自分の車は大丈夫か?」って心配になってきた方は、ご自身のポルシェのフロント周りを一度確認されてもよろしいかも知れません。。(^^;
ちなみにですけど、このナローの隣においてあるMさんのナローも修復歴がありません(日本自動車査定協会確認済)。
サーキット専用車両というのに信じられないくらいスゲ~綺麗です。
それにしても同じ年式(’73年式)のナローが、41年の時を経て修復歴がないままこうやって2台並んでいるのを眺められるのは、もしかすると奇跡に近い事なのかも知れませんね。(^^)
ありがたや~(笑)