日々のガレージJ

ナロープロジェクト、エンジン積み換える方向でイキます!

先日からオーナーさんを募集しはじめているナロープロジェクトのほうですが、ベース車両(75カレラ米国仕様)に今載っかっているウェーバーの2.7Lをやめて、993用3.6Lか930用3.2Lに乗せ換える方向で行こうと思ってます。(^^)

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ともに純正のモトロニック制御で考えてますが、そうしてやればインジェクションの3.2カレラや993カレラのように、エンジン一発始動のとても扱いやすい車になるし、車重が1トンそこそこのボディ+大排気量のフラット6の組み合わせは、フツーのナローでは絶対味わえない超オモロイ車になります。
 
今のウェーバーの2.7ベースでももちろんヒューンって感じに回ってとても面白いエンジンだし、そっちのほうがナローっぽくて味はあるのですが、何せキャブなので、決して万人向けとは言えない気難しい面を持ってますし、キャブの調整も一般の人には無理なので、常時カンペキな状態を維持していくのであれば、出来れば近くに主治医がいるような環境の方でないと、色んな面で苦労する場面も出てくると思います。
 
なので今回は、せっかくナローを作り直すのであれば、フツーのナローよりもちょっとずぼらに乗れるような・・・しかも乗ったら超軽くて少しジャジャ馬っぽい超オモロイ車にしようかと思っています。
だってこーゆー普通のナローとはちょっと違ったオモロイ車じゃなきゃ、お客様にしてみれば別にわざわざウチのイジリ物のナローにしなくたって、フツーのところでフツーにナローを買えばいいわけですもんね。(^^)(でも、フツーのナローはきっとイイお値段すると思いますけど)

こんな事思い付いたのは、この記事の画像の車がそうですが、ウチでは過去に75ナローに993エンジンを積んだこんなオモロイ車を販売した事があります。
実はこれを販売させて頂いた当時、反響がハンパなくて、実はいまだにこの車の問合せがあったりもしてます。
 
だってこんな変態車、みんな頭の中では妄想はするかも知れませんけど、マジで実際に作ろうとすると、ベース車両を買ってきて、載せるエンジンを探してきて、ショートパーツも海外から集めないといけませんし、車両とエンジンとパーツが全て揃ったとしても、今度はそんなややこしい作業をちゃんと責任持ってやってくれるショップを探すのだけでもまず超大変なはずです(フツーはやってくれません)。
それ以外にもお金の問題や時間の問題が必ず付きまとうはずで、たとえばベース車両を探すと言っても今は空冷ポルシェが超高いわけで、更にエンジンだって最近は転がってないのでそんなに簡単に見つかるわけではありませんし、更に外装をオールペンしたりエンジン乗せ換えたりしてる工賃を考えると、一般の方がやった場合のトータルで考えると、新車のポルシェ買えてしまうんじゃないの?って話だと思います。
時間だって2~3年は優にかかるでしょう。
 なので、そこを皆さんの代わりに短期間で、しかも安価にやってこそガレージJの存在価値があるんではないかと思います。
 
というわけで、本ナロープロジェクトはエンジンを3.2か3.6のインジェクションに載せ換える感じで、ちょっと気軽に楽しめてしかも超面白いどこにもないナローを作る方向でイキたいと思います。
ちなみに予算は996GT3くらいをターゲットにしてますので、996GT3買うつもりの方はウチが作るナローの方にもちょっと目を向けてみて下さい。
GT3は探せばいつかは買えるけど、こんなナローはもう2度と買えませんよ~。(^^)

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