空冷カスタムコンプリート

ナローに964のエキスを注入します

Iさんにオーナーになって頂く予定のナロープロジェクトのベース車両ですが、今回のコンセプトは気軽に乗れる信頼性があって、且つ、楽しい車という事で、心臓部にはノーマルの993の3.6Lが搭載されます。
補器類は964のものを使って、964のノーマルのモトロニックで制御する事で、キャブ車やチューニングカーのような気難しさとは無縁の乗りやすいナローに仕上げていきますが、エンジン以外のパーツについても964のパーツををふんだんに取り入れる事で、更に車の全体的な信頼性を担保していこうと考えております。

一部をご紹介させて頂くと、まずは964のノーマルハーネス。
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ノーマルのハーネスはかなり硬化してパキパキになっていて、漏電や接触不良が起こってもおかしくない状態でした。 
たまたま同時並行で廃車になってしまったじゅんのすけ号をバラバラにしてますので、ハーネスをごっそりそのままこのナローに移植してしまおうとしています。
964のハーネスはまだまだ使える状態ですし、ヒューズボックスも964のものをそのまま使えば、信頼性の低い菅ヒューズから平ヒューズへの移行も行えます。

ドアについてもじゅんのすけ号のものをそのまま使おうかと思ってます。
もちろんサッシュやドアノブはメッキパーツを移植しますが、こうする事でレギュレータも自動的に964のものになるので、PWが壊れにくくなると同時に集中ドアロックも使えるようになります。
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ダッシュボードについてもじゅんのすけ号のものが比較的キレイだったので、そのままナローに移植してしまおうと思います。 
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あとはリアシートまわりの内装パーツについても964用のものを移植します。
これらのパーツを張り替えたり改造したりしながら、今回はオーナーのIさんと一緒にオリジナルの内装を作り上げていく予定です。
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 ドンガラになったボディは今週末あたりに鈑金工場に持ち込んで、いよいよレストア&ワイド化&オールペン作業に取り掛かります。

ワクワクしますネ!(^^)

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