昨日、日本自動車査定協会さんにお越し頂き先日やってきたラズベリーレッドの964改をみて頂きました。
バリバリのサーキット仕様ですから多少の事故歴があっても全然不思議ではないので、どちらかというと事故歴があるのは当然でむしろそれをちゃんと直してあるかどうかを確認するつもりで査定を依頼したのですが、驚いた事にこの車は通常修復歴ありと診断されるようなフレームの損傷を含むボディのダメージや修理歴はありませんでした。
ただ、軽量化の為に屋根をくり抜いてカーボンパネルに変更されてしまってますので、この部分が通常の中古車査定における査定基準と照らし合わせた時に「修復歴」との判断になってしまうので、そういう意味では残念ながら査定結果は「修復歴あり」という事にはなってしまいますが、当然事故によるボディのダメージがある訳でもありませんし、もちろん走りに影響もありません。
まあ、サンルーフが付いてるポルシェの屋根をくり抜いてカーボンやFRP等に変更している車なんて、サーキット走るポルシェだったら当たり前のようにやってある事ですし、そもそもこういう仕様のポルシェ選ぶ人にとってみれば気にする事でもないでしょうけどね~。(^^)
以前からお話している事ですが、ボクは車を買うときに「修復歴」の有る無しを気にするよりも、むしろ修復歴があったとしても、どんな理由で「修復歴あり」となってしまっているかを理解して且つ納得して買う事の方が重要だと思います。