先日やってきたばかりのラズベリーレッドの９６４Ｃ２改ですが、リフトに上げてエンジン下まわりをチェックしてみました。
ポルシェの空冷エンジンに詳しくない方でも↑↑↑の画像をご覧頂ければ、オイル漏れのないキレイなエンジンであるという事くらいはおわかり頂けるんではないかと思います。
エンジン下まわりをもう少しアップすると・・・・・
オイルでベタベタになってないキレイなクランクケースや、
キレイなタペットカバー や、
チェーンケースからもオイルが滲んでない事が確認出来ます。
もちろん、エンジンとミッションとのつなぎ目部分のシール（クランクシール）等、他のオイル漏れの定番箇所についても同様にキレイな状態です。
あと折角車をリフトで上げたので、普段は見えにくい車高調も写真を撮っておきました。
アラゴスタの車高調ですが、まだピッカピカでキレイです。
空冷ポルシェを購入する際、下まわりのチェックは必須（逆にチェックしないのはギャンブル）だという事を、これまで何度も口酸っぱくなるくらいこのブログでお話し続けておりますので、購入前にアンダーカバーを外してチェックしている方も増えてきておりますし、下まわりをチェックした事がある方ならすぐに気付くと思いますが、このくらい下まわりがキレイな９６４はあまりお目にかかる事が出来ないと思います。
この車はガンガンサーキットで戦ってきた車両ですが、だからこそ日頃のメンテナンスには抜かりがなく、このようなコンディションを維持し続けてきてます。
それもそのはず、サーキットで戦う時は自分の命を乗せてとんでもないペースで走る訳ですから、車が安心出来るコンディションになっていないと気になってとても戦えませんよね。(^^)
よく、サーキットを走ってた車両を敬遠される方がいらっしゃいますが、長年大切に床の間に飾ってあったような車両の機関の状態が必ず状態が良いかというと、決してそうではないとボクは思います。
パッと見の外見の印象だけでは決して判断出来ないのがポルシェ選びの難しいところであり、肝に銘じておくべきところだと思います。