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マリンブルーメタの964の下まわり

これから本格的なお化粧直しに入るマリンブルーメタの964ですが、鈑金工場に預ける前に下まわりのチェックを行いました。

とは言っても仕入れする段階で下まわりはチェックしているので、基本的には下まわりがキレイな車しかガレージJには入って来ないのですが、この車も例に漏れずオイル漏れもなく凄くキレイですのでその画像をアップします。
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ついでに足の写真も撮っておきましたが、まだピカピカなビルシュタインが装着されています。
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何度もしつこく言いますけど、964を購入する際、下まわりのチェックは必須です。
特にティプトロの車両の場合、そのほとんどがアンダーカバーが付けられたまんまになっているので下まわりのチェックは難しいですが、高い買い物をするのですからお店の人にアンダーカバーを外してもらってでもきちんと下まわりを確認するべきです。
964のアンダーカバーは993とはちがって固定ボルトの数が多かったりして外すのが少し大変だったりしますから、車の下見の時にその場でアンダーカバーを外す事は難しい場合がほとんどでしょうから、現車を見に行く予約を入れる際、予めアンダーカバーを外しておいてもらえるよう頼んでおくのが良いと思います。
それでもアンダーカバーを外しての現車確認を拒否されるのであれば、残念ですけどその車はパスしておくのが正解だと思います。
ボクは毎週何台も空冷ポルシェの見立てをしていますが、下まわりがキレイな964なんて10台に1台もあるかないかです。
オイル漏れが一切ない964だけを探していると、それこそいつまでたっても購入までたどり着けないと思います。
なので、むしろオイル漏れはしている事を前提に、どのあたりから漏れているのかをチェックするのがとても重要になります。
一見、オイルでクランクケースがベトベトになってしまっている車でも、オイル漏れの元を辿っていくと、チェーンケースから漏れてるだけで、スルーボルト等エンジン本体は全く問題なかったりするので、いかにそういう個体をチョイスするかが鍵になります。
そこを押さえるだけで、買ってからの維持費が天と地ほどの差になって現れてきますからね。
その点、この964Tipはめちゃめちゃ安心して乗れる個体だと思います。(^^)

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