つい先日やってきたばかりのラズベリーレッドの964ですが、このまんますぐにサーキットで戦える仕様になっています。
まずはボディですが、徹底的に軽量化されたRWBのワイドボディになっています。
具体的にどこが軽量化されてるかというと、まずは内装。
カーペットやリアシートやエアコン等の快適装備は全て撤去され、重い純正シートも軽いフルバケに換装されており、その代わりにロールゲージが張り巡らされています。
まさに男の仕事場ですね!
ドアもFRP製に換装され、RSドアパネルすらも張ってないという徹底振りです。
もちろんPWのレギュレータも撤去され、ガラスのウィンドウはハメ殺しで引き戸のアクリル製に交換されています。
ドアを開け閉めする時、あまりのドアの軽さに普通の人はビックリすると思います。
天井もカーボンルーフに交換されていますが、車の一番上部が軽くなってるのでこれは効きます!
ガラス類はドアだけではなく、リアクオータガラスやリアガラスまで全てアクリル化されていますが、クオータガラスにはダクトが設けられていて、エンジンルームとミッション付近に外部の空気を取り入れて、冷却するようになっています。
トランク内には964のサーキット走行には必須といえる、燃料のコレクタータンクも当然装備されています。
964のノーマルタンクだと、燃料が半分以下くらいになってくると、コーナーで燃料が重力で偏ってしまってガス欠症状が出てしまいますが、これがあると燃料がギリギリの状態でもガス欠症状が出ず、少ない燃料でも走る事が出来るのでサーキットでは結果的に大きな燃料の軽量化になります。
あとは走るための必需品として、アラゴスタの車高調やRSサイズのキャリパーなども付けられていて、タイヤも今年の5月に新品で履いたばかりのダンロップのSタイヤが装着されています。
エンジンや吸排気についてはまた次回にご紹介しますが、ここまで挙げた装備だけでももし自分でやるとなると改造費だけでもこの9641台分くらいは全然かかってしまうと思います。
特に最近はご存知の通り964のベース車両が高いですから、いくら964でサーキットを走るのが楽しいと言っても、これから自分でサーキット仕様の964を作るとなると、とてもじゃないけど現実的ではないような気がします。
964でサーキットをガンガン走りたい方にとってみれば、これ以上の車はないと思います!(^^)
車検も今年の5月に取ったばかりですから、めちゃめちゃお得ですよー
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