964で雨の日にエンジンが停止してしまう現象って起きた事ありませんか?
あまりメジャーなトラブルではないのですが、ボクの964では去年の今頃この現象が発生した時は、
しばらく原因がわからずチョー悩みました。
つい先日も北海道の知り合いの方から電話があり、全く同じ症状が発生して困っておられ、
もしかすると他に同じ現象で難儀してる方もおられるかも知れませんし、
その方の少しでも参考になればと思い、この記事を書く事にしました。
現象をもう少し詳しく書きますと、晴れた日は全く問題はないのですが、
雨の日に乗ると、しばらくしてからアクセルを踏んでもエンジンが吹けなくなり、
そのうちエンジンが停止してしまいます。
ちょうど路上でガス欠になって停止する時の症状ととても良く似てます。
停止してから3分程放置しておくと、またエンジンがかかりしばらくは走る事が出来るのですが、
また同じ症状が出て停止してしまうといった感じです。
結論を先に書いてしまいますが、ボクの車の場合、原因はイグニッションコイルでした。
去年、この現象が出た時はレースの直前だったという事もあり、焦りながら色々な知り合いやショップに
聞きまくりましたが、原因として可能性が高いのは以下の通りとの事でした。
?ヘッドテンプセンサー
?フューエルポンプ
?DMEリレー
?エアフロ
?クランクセンサー
?イグニッションコイル
ボクの時は、?〜?までは地元にパーツの在庫があったのですぐに新品と交換しましたが結果はNGで、
レースの前日の晩に急遽名古屋の某ショップさんに泣きを入れて車を持ち込まさせて頂き、
?、?を交換してもらい、?のエアフロは点検してもらってその他も一通り見てもらったところ、
レース当日は雨でしたが無事に最後まで走り終える事が出来ました。(某ショップの社長さんに感謝!)
後日、コイルだけはショップさんからの借り物だったのでお返しし、元のものに戻したらまた症状が出たので
原因はコイルでほぼ間違いなかったのだと思います。
その後、コイルを新品に交換したところ、一年経った今も現象が出ていません。
コイルが原因でトラブルが出たという話はあまり聞きませんし、ましてや雨の日だけ調子が悪くなるなんて
不思議な話でもありますが、コイルって実は消耗品らしく定期交換しないといけないもののようで、
古くなってくると湿気によって調子が悪くなったりするものみたいです。
964も、15年落ち以上の古い車になってきてますので、もしイグニッションコイルを交換した事がない車は
交換時期が来ているものも多いかも知れません。
コイルについてはショップで抵抗値を計測してメーカー規定値の範囲に納まっているかどうかチェック出来ますので
気になる方は一度チェックしてもらう事をオススメします。