このナロールック、走る楽しさはもちろんの事、観る楽しさへのこだわりも随所に確認する事が出来ます。
ベースは’75の930ボディですけど、限りなくオリジナルのナローの雰囲気に近づけるために、
様々な工夫がされてます。
たとえば・・・
フロントフェンダーはナローオリジナルをそのまんま移植。
こんな事してたら高く付いてしまうから、フツーは社外のFRP製を使うか、
ウインカー部分をエクステンションで処理してしまうんですけどねぇ。。
ウインカーハウジング(アルミダイキャスト製)もナロー純正。
メッキのウインカーレンズは1969〜72のナロー用。
ホーングリルは’73用です。
ドアミラーやウインドウモール、ドアノブも勿論ナロー用のメッキをそのまんま移植。
リヤのアルミフードは、ナント70S用の超軽量なアルミ製純正フードを移植。
こんなのよく見つけてきましたねぇ。。
テールランプはR仕様ですが、とっても希少なヘラー製のバックライトとブレーキランプのハーフを
使ってます。
フツーのR仕様はアーバンが一般的です。
フロントフードはFRP製ですが、オリジナルのナローの雰囲気を崩さないように、
ボンピンは付いてません。
その為にボンピン無しで高速走行出来るように930純正のロックとキャッチを改造してます。
ココにはなんと、こんな加工が・・・
サイドにロックの解除が付いてます。。(- -;
エンジンルームは993のエンジンが鎮座してしまってるので雰囲気はかなり違ってますが、
それでもオリジナルのままの配電盤や、シュラウド&エンジンオイルクーラー移植をして
オリジナルっぽい眺めになるよう工夫がされてます。
排気系もナロー用ヒーターダクト系を使って、こんなとこにもナローっほい自然さが出るよう
かなり気を遣ってます。
と、ここまで書きましたけど、まだまだ書ききれない事がいっぱいあります。
オーナー氏とレスモアート橋本社長のこの車に対するこだわりは、とどまる事を知りません。。
変態!(爆)