青ポル君の試乗のあと、リフトを借りて下回りのチェックをしました。
何度も繰り返しココで書いてますが、中古ポルシェのコンディションを把握する際、
下回りのチェックは絶対必須です。
まずはエンジンから。
クランクケースの合わせ目あたりからオイルが漏れていると要注意ですが、
この車の場合、どこからもオイル漏れどころか滲みすら確認出来ませんでした。
ココがオイルでベタベタになってしまっているポルシェをよく見かけますが、
この車はサラッサラでした。
ヘッドカバーのパッキンからもよくオイルが滲んでしまいますが、
この通りとてもキレイでした。
足回りやドライブシャフトブーツにも損傷は見られません。
ボディの下回りもカンペキです。
これだけ車高が低いのに、擦ったようなキズは全く見られません。
これだけ下回りがキレイなポルシェも本当にめずらしいと思います。
オーナーさんがこれまで完璧なメンテナンスを施してきた個体だという事が、
この下回りの状態から窺い知る事が出来ます。
乗りっぱなしのポルシェだと、こうはいきませんからね。
店頭に並んでいるポルシェで、一見ピカピカに見えても中身は「???」な車両をよく見かけますけど、
この青ポル君に関しては、中身も外見も本当に極上だと思います。
これだけしっかりした内容のポルシェだと、買ってからもしばらくはお金がかからないと思います。