きのう、おとといと白MINI君で遊んでました。
洗車や夏タイヤへの交換を済ませ、ショックの減衰力も少しマイルドな方向へ
セッティングしなおしてみたので、街中や首都高など、色々な場面で試乗してました。
うちにMINI君がやってきたのは白MINI君で通算4台目。
ポルシェに次いで愛着のある車種です。
↓過去やってきたMINI君たち
どの車もそれぞれに個性があって楽しい車でした。
同じクラシックMINIでも、その個体によってそれぞれ違う味付けを施されている事が多いのが
中古のMINI君を選ぶ楽しさの一つです。
ただ、車の性格で言えば根っこの部分ではどれもつながっていて、車の挙動をダイレクトに感じながら
軽い車体を武器にスルリスルリと軽快に楽しめるのがMINIを運転する時の醍醐味です。
前にも書いた事がありますが、MINIって車は単なる「古くて小さくてカワイイ車」ではなく、
運転する事そのものを楽しめる立派な「スポーツカー」だとボクは思ってます。
今回の白MINI君も例に漏れず全てにおいてダイレクト。
最近の高性能車に比べると、絶対的なスピードは決して速いわけではないけれど、
街中をちょっと走っただけでも、ゴーカートみたいで「車を操ってる」感があって楽しいし、
ちょっとしたありふれたコーナーでも、「どんなラインでクリアしようか」なんて事を考えながら
日常生活の中でも気軽に「これぞ人馬一体!」って感覚を楽しむ事が出来るのがミニです。
そしてミニを一旦峠に持ち込めば、軽い身のこなしからくるコーナリングの
実力はかなりのもので、それなりにウデに覚えのある人がミニを操れば、
中途ハンパなスポーツカーなんてコーナーの度にどんどん離されていってしまいます。
操作感、スピード感、サウンド・・・。
これぞ自動車の原点だと思わされます。
最近の車ってコンピュータでテンコ盛り、メンテナンスフリーで何の面白味もないから
「本来のクルマとはなんぞや」ということを経験するためにも、
車好きならミニって車は一度は経験しておくべきもんだと思います。
ミニに少しでも興味のある方は、ぜひ一度生活を共にしてみてください。
自分の自動車人生に、なんらかの影響を必ず与えてくれる車です。