昨日ご紹介したシルバーの964ですが、お引き受けするにあたり、
実は先日、エンジンルームと下回りのチェックをしました。
↓これがエンジンルームです。
これまでキレイに整備されてきたという事が、一目見てわかるようなエンジンルームです。
基本的にノーマルですが、RSクラッチ&フライホイールに換装済なので
レスポンスはビンビンです。
ウチに入ってきたらじゅんのすけ号と同じチューニングROMを入れる予定ですので
更に気持ち良くなると思います。
ちなみにエアコンのコンプレッサーはリビルト品に交換してあり
その際、R134のフロンガスにも対応済です。
↓これが下回りの画像です。
サラッサラでとてもキレイな下回りです。
頑丈な964といえども’90年式だからもう20年落ち。
これまで小まめに整備をしてきてないと、このコンディションは維持出来ません。
ポルシェの下回りって正直だから、これまでこの車がどのように扱われてきたかを
窺い知る最も有効な手がかりになるので、チェックが必須のポイントです。
ちなみにクランクケース表面が茶色っぽくなってるのは、新車時に工場が塗付する保護剤ですが、
この車はそれがまだ沢山残ってます。
これまで何度も何度もこのブログで言い続けてますが、空冷ポルシェを選ぶ時は
必ず下回りをチェックする事をお勧めします。
964の場合、アンダーカバーが付いてるので外さないとチェック出来ませんが、
店頭等で本気で購入を考えている時は、車屋さんにたとえ嫌な顔をされてでも、
是非アンダーカバーを外してもらって、きちんと下回りを目視でチェックしてみて下さい。
これを疎かにしてしまうと、買った後で痛い目に遭ったという例は履いて捨てるほどよくありますから
気をつけて下さい。