納車前整備のためシンリュウさんに預けていた七郷君のジュリアですが、いよいよ整備が完了しました。
そもそもシンリュウさんはポルシェ専門なもんだから、こーゆークラシックアルファについては
整備については機構が単純だから全然心配はないものの、パーツの入手ルートが手探り状態だったので、
実は部品の調達にとても時間が掛かってしまうんではないかと心配してました。
ところがシンリュウさんが四方八方問い合わせてくれて、意外とあっさり入手出来てしまったようです。
蓋を開けてみると、今回も全然心配は必要ありませんでしたね。大変失礼しました。(^^;
で、今回の主な納車前整備内容は以下の通り。
?F左側キャリパーオイル漏れ修理
?ミッションマウント交換
?運転席側ウインドウレギュレータ修理
?サイドブレーキ修理
?右ヘッドライトハイビーム不点灯修理
?キーシリンダー固定部修理
?オイル交換
?車検取得
今回は44年落ちの旧車というとんでもなく特殊な車なので、
正直言うと、いつものように細かい部分まで完璧にきっちり仕上げようとすると、
とんでもなく費用が掛かってしまいます。
それこそほとんどフルレストアみたいな・・・(-"-;
なので、次期オーナーの七郷君と相談の上、コストを極力抑えるために基本的に車は現状渡しとし、
今回は最低限の不具合の整備と車検(予備検)の取得のみとして、
あとは七郷君が乗りながらコツコツ仕上げていくという事になってます。
まー、七郷君の事だから、自分でコツコツ仕上げていけますからね。(^^)
そーゆー訳で、今回は??については七郷君持ち、?〜?についてはボク持ちという条件で
整備を進めてきました。
で、心配だったのは七郷君持ちの?と?の整備費用。
?については最悪キャリパーOHもしくは新品交換、?についてはミッションを降ろしての作業になるので
通常はかなり大掛かりな作業になってしまいます。
七郷君も一体いくら掛かるのかドキドキしてたと思うんですけど、
そこはさすがシンリュウさん、?はブリーダーからのオイル漏れだったので、
キャリパーを分解して修理をして部品代を大幅削減、?については整備のやり方を工夫して、
なんとミンションを降ろさずにマウントだけ交換して、工賃を大幅削減して下さいました。
通常なら何も考えずにキャリパーを交換して、ミッション降ろして、
「ハイこれだけ掛かりました」ってのがフツーのショップさんなんですけど、
シンリュウさんのいつもながらのこの姿勢、本当に頭が下がります。
ボクがポルシェであろうがなかろうが、いつもいつもシンリュウさんに車を持ち込むのは、
箭内社長のこーゆー姿勢に惹かれているからです(もちろん腕も超一流です)。
っつー事で、あとは予備検の取得をして、仙台に向けての陸送を残すのみ。
発送する前に、今週末はシンリュウさんに行ってジュリアの仕上がりを最終確認してきます。
日本ブログ村のランキングですが、皆さんのお陰で昨日の夜は車ブログランキングで3位に返り咲きました。
でも今朝見てみたら、また4位に転落。。。(T_T)