996のIMS対策について

6号車、IMS対策実施!

JTModeコンプリートカー6号車ですが、先週、インターミディエイトシャフトのベアリングを

交換しました。
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996で定番のスタビリンクのガタも、今回4本とも全部交換したので走りも快調です!

実はこの後もムフフ♪なチューニングを予定しているのですが、それについてはまた別途アップします。(^^)

で、今回交換したIMSベアリングが↓コレ。
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前期モデルなのでデュアルロウのベアリングですが、ガタは全く出てませんでした。

この個体は距離8万キロのティプトロなんですけど、この程度の使い込まれ方では

ベアリングに問題は出ないのかも知れません。

今後もっと沢山のデータを集めていかないと一概には言えないかも知れませんが、

特に前期モデルで、既にある程度の距離を走ってしまってる「選ばれた個体」に関しては、

あまりインタミ問題に対して敏感になりすぎるのも、正直「どうなの?」って気がします。

ただ、かなり走り込まれてる個体で、走行距離も10万キロをオーバーしている個体に関しては、

ベアリングを交換しておいたほうが安心感は増すと思います。

特に6MTの場合はクラッチ交換の際にはどうせミッションを降ろす事になるので、

そのタイミングでついでにIMSベアリングも交換してしまえば工賃もかなり節約できます。

’01〜’04の後期996と’05初期の997(シングルロウのIMSベアリング)については、

ポルシェジャパンさんがサービスキャンペーンをやってるので、最寄のポルシェセンターさんで

無料点検もしくは問題がある場合は無償交換してもらえばいいと思いますが、

’98〜’01前半の前期996(デュアルロウのIMSベアリング)については、

ポルシェジャパンさんのサービスキャンペーン対象外になっています。

そもそも前期996で使用されているデュアルロウのIMSベアリングは、

後期のシングルロウタイプに比べて信頼性は高いので、後期モデルほどIMS問題に対して

過敏になる必要もないとは思いますが、それでも問題が出ない可能性はゼロとは言えません。

もし、前期996モデルにお乗りの方でIMS問題で不安をお持ちの方はご連絡下さい。(080-3217-0911)

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