先月納車させて頂いたJTModeコンプリートカー7号車ですが、
再度取材して頂けるというので、昨日オーナーさんに車を持ってきて頂きお借りしました。
こうやってデモカーの0号車やマリタイムブルーの6号車と一緒に、
こうやってデモカーの0号車やマリタイムブルーの6号車と一緒に、
JTModeのコンプリートカーばかり3台並べると、かなり迫力ありますね!
その奥も996前期のGT3なので前期型の996ばかり4台並んでいるのですが、
あらためてこうやって見ると、996ってやっぱカッコイイです。
最近暖かくなってきてドライブ日和が続いてるせいか、4月に入ってからもポルシェを探して欲しいという
お問合せを毎日のように沢山頂きます。
中でも一番多いのが前期型の996を探して欲しいというお問合せで、
最近いよいよ996(特に前期)の人気が出てきたな〜って事を、
ポルシェの販売に携わっている現場の立場としてつくづく実感します。
一般的には信じられない事かも知れませんけど、ガレージJの一番人気のポルシェは964でも993でもなく
少し前まで不人気だった、あの996です。
もちろんウチが「JT Mode」をやっているという事もあるのでしょうが、
それよりも空冷ポルシェが全般的に値段が高くなってしまい、更にメンテナンスコストも嵩んでしまう年代に
入ってしまっている事から、だんだん気軽に乗れる存在から趣味性の高い一部のマニアックな人(あるいは
コレクターや投資家)向けの存在へと変わり始めているからなんだと思います。
もちろんそれでもあのカエル顔じゃないとダメだとか、空冷の音じゃないとポルシェに乗ってる気がしないだとか、
昔ながらの空冷ポルシェに拘り続けるポルシェファンの方も沢山いらっしゃるのは間違いないですが、
それよりも背伸びせずに気軽に楽してポルシェに乗るという夢を叶えたいという、
新しいタイプのポルシェファンの方が最近特に増えてきており、そんな方達は何の躊躇もなく
リーズナブルで乗ってからもあまり手のかからない996以降の水冷ポルシェを選ばれてます。
ましてやこれまで水冷ポルシェに付き纏っていたインタミ問題もある意味解決しているので、
この流れは更に加速していくんだと思います。
これはあくまでもボクの多少偏った個人的な感覚での話ですが、
今はもう既に「旧来の空冷好きなポルシェファンの数 = 新しいタイプの手軽な水冷を選ぶポルシェファンの数」
くらいになっていて、今年の後半には「旧来のポルシェファンの数 < 新しいタイプのポルシェファンの数」へと
逆転するのではないかと感じてますが、こう感じているのは決してボクだけではないはずです。
996の人気はますますこれから加速していきます。
996を今のような考えられないほどリーズナブルな価格帯で購入出来るのは、
今が最後のチャンスなのかも知れません。