今日は早朝からお台場でポルマガの取材でした。
6月初旬に発売の次号には997前期特集(?)があるみたいで、当社からはIさんのJTmode997を持ち込んで、ガレージJ流の前期型997のモディファイスタイルの取材をして頂きました。
このJTmode997は、前期型を後期ルックへと見た目を新しくさせながら、昔ながらのクラシカルなポルシェの雰囲気を取り入れるという、相矛盾する2つの方向性を同時に取り入れています。
スタイリングのアプローチは、’73RSRに代表される空冷時代の伝統的なディープリムのアロイ+ダックテールという鉄板のオーセンティックスタイルを、近代的なスタイルを持った997に踏襲/表現しながら、日常的にも無理せずに使える実用性も兼ね備えているというのが最大のウリです。
それが最大限に盛り込まれ表現されている具体例が、このIさんの997カレラ4Sなのです。
フェンダーをカットせず、貼り付け型のフェンダーアーチのみでフロント9.5J、リア12.5Jの超ディープリムホイールをオリジナル車高調と組み合わて絶妙なアライメントセッティングでノーマルフェンダー内に無理矢理(?)納めてますが、見た目はパツンパツンでもフェンダーとタイヤとの干渉はなく、しっかり実用性を確保しながらこのスタイルを実現しています。
フェンダーを切らずに12.5Jを入れてる997は多分この車だけだと思いますが、フェンダー加工なしでこれほどの深リムが997に入るのであれば、997でも昔ながらのワイドフェンダーの空冷+深リムのアロイといった憧れの定番スタイルに近い雰囲気が楽しめると思います。
組み合わせているホイールはもちろん当社オリジナルの鍛造3ピースホイールの「Traum」ですが、一見していかにもポルシェらしいアロイ風のフォルムに加え、ボディの仕様やアライメントセッティングに合わせてインセットを個別にオーダー出来るので、ギリギリまで攻めたツライチセッティングが可能です。
また、シャコタンスタイルでも街中であまり気を遣わずに走り回れるための一つの工夫として、フロントリップスポイラーは997GT2純正品がポン付け出来るようになっています。
細かい事かも知れませんが、GT2純正リップは弾力性があって単体交換可能なので、不意に低いアゴを擦ってしまっても割れるような事はありませんし、キズだらけになってしまってもリップだけ交換すればまたキレイな状態に復帰させることが出来ます。
まだまだアピールしたいポイントは山ほどありますが、きっと次号のポルマガでイイ感じに書いて頂けると思いますので(笑)、是非6月初旬発売のポルマガの次号を皆さん買って下さい。(^^)