先日大阪から運んできたばかりの青い964C2(5MT)ですが、今朝ようやく洗車して少し乗ってみました。
ドンガラ車なのに割とキレイだし、機関の調子は絶好調で、そして何より軽くて運転がめっちゃ楽しい車でした。
先日の記事でも「ドンガラ」って書いちゃったもんだから、エンジンも何も付いてないような本当のホワイトボディに近いような状態の964をイメージしちゃった方もいらっしゃるかも知れませんけど、ドンガラなのは内装だけで、あとはちゃんと車としての機能は揃ってます。(笑)
ただし、エアコンとヒーターは付いてませんが・・・。
この車両は90年式ですが、92年からの27年間は前オーナーさんがずっと所有してきた車両で、ナンバーも貴重な2ケタの「大阪33ナンバー」が付いてます。
大阪ナンバーの管轄内で車庫証明が取れる方であれば、2ケタナンバーが引き継げますので、大阪の方には特に注目して頂きたい車です。
ボディは現状でターボルックになっており、フロントフェンダーはFRPの一体型でリアフェンダーは切り貼りしてFRPのオーバーフェンダーがパテ埋めされています。
前後フェンダーのワイド化に伴って、前後バンパーもFRP製のターボルックに変更されています。
軽量化の為ボンネットはFRP製となっており、リアフードはFRP一体型のいわゆる3.8RSタイプに換装されています。
ちなみにサンルーフは元々付いておりません。
内装はカーペットは撤去されており、鉄板はボディ同色で塗装され、ロールケージが溶接で取り付けられている男のドンガラ仕様です。(^^)
ただし、天張りだけは残されているので、もしかすると真夏でも窓を全開にすれば、ドライバーの根性次第で少しは乗れるかもです。(笑)
とまあ、ザッとこんな感じのかなり走りに振った仕様の964ですが、主な車両情報は以下の通りです。
最近は964の売り物はなんだかフルオリジナルっぽいお利口さん仕様ばかりですが、こんな硬派な仕様の964を待ってた方もきっといらっしゃるんではないでしょうか?
乗ってみた印象は今度詳しくまたご紹介しますが、今日のような涼しい日に乗るのであれば、意外と乗心地がいいのでフツーに(?)乗れてしまうような車です。
ですがここまで走りに振ってある車が本領発揮出来るのはやはりサーキットだと思います。
軽くてレスポンスビンビンの964ほどサーキットで楽しい車はないとボクは思います。
これから空冷ポルシェでサーキット走行を考えてる方が、もしノーマルの964を買ってきて同じような仕様で1台作ると、多分この車の金額の倍以上はお金が掛かってしまうと思いますので、走り好きの方にとってみればメチャメチャお得な車だと思います。
ピンと来た方は是非お電話でお早めにお問合せ下さい(03-3855-1964 ガレージJ本田まで)。