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空冷ポルシェ乗りの、水冷ポルシェのインプレです。

あまりにも違いが多すぎて、ちゃんと整理して書けないかもです。(^^;



まずは、運転席に乗り込んだ時の印象。

内装の質感は993までの空冷のほうが上に感じました。

特に、ダッシュボードやセンターコンソール、各スイッチ類はプラスチッキーで

某国産メーカーの造りに近い印象を受けました。

でも、これは単にドリンクホルダーが付いてたり、エアコンがデジタル表示になってたり、

ボクが不慣れな現代的な車のインテリアだったので、そう感じただけかも知れません。

なんせ、古〜い車しかあまり乗ったことのない変態の偏った感覚ですので。。(^^;


ギアはショートストロークでコクッコクッと入ります。

最近乗った車で近いのは、ルポのGTIに似てるかも。

ルポのGTIに近いと言われても、ほとんどの人は「???」だと思いますが、

いわゆる今風の車っぽいコクコクってギアが入る感覚です。

これは空冷のシフト感覚とはまるで違います。


エンジンを空吹かししてみると、「シュイ〜ン」と回転が上がります。

空冷ポルシェのカミソリレスポンスには及びませんが、それでもフツーの車と比べると

レスポンスは鋭いほうだと思います。

回転の落ち方も、空冷のほうが速いです。



スルスル走り出してみると、まず気が付くのは低速トルクが太いです。

アイドリング発進出来てしまうのは空冷ポルシェのあの感覚と同じです。

乗り心地もめっちゃイイ!

フツーの走り方でフツーに街乗りする分には、何の不満もありません。

もちろんエアコンはギンギンに効きます。



アクセルをググッと踏み込むと、予想以上のパワーにビックリしました。

速いですね、この車。

外装がGT3になってるとは言え中身は素のカレラなので、正直あまり期待はしてなかったんですけど、

じゅんのすけ号より全然速いです。

考えてみれば、ノーマルのカレラでも320馬力ですもんね。

速くて当たり前です。

ミッションも6速なので、964のノーマルギア比と比べるとローギアードに設定されているので

その影響も大きいのだと思います。

ギア比の感覚的にはじゅんのすけ号のファイナル4.0に近いかもです。




早速首都高に持ち込んでみました。
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いきなりかなりのハイペースで走ってみてまず気が付いたのは、高速域でも乗り心地がイイ!

じゅんのすけ号なら横っ飛びしてしまいそうな道路の継ぎ目も、スムーズにクリアしてくれます。

かといってコーナリングがダルいかというと、全然間逆です。

ビックリするほどコーナリングスピードは速い速い!

964だとかなり車と格闘しながらクリアする事を強いられるようなコーナーでも

グイグイ車が勝手に曲がっていってしまいます。

挙動も素直なのでコントロールのしやすさでは964の比ではありません。


こりゃー、反則ですね。。

こんなのをサーキットに持ち込んだ日にゃ、自己ベスト更新間違いなしだろ?って思えるくらい

車の限界が非常に高いところにあります。

足(ビルシュタインの車高調)とブレーキパッド以外はほぼノーマルで

軽量化すらほとんど施されていないノーマル車両で、このパフォーマンスは脅威的だと思います。

現に、この996の現オーナーさんのFSWでのタイムは2分を切っているそうで、

ボクのじゅんのすけ号のように、エアコンやヒーターなどの快適装備は全て撤去して、

ガチガチの乗り心地にガマンしながら乗ってるのも関わらずロクなタイムが出ないのが

だんだんアホらしくなってしまいます。(笑)


それほどラクチンに速く走れるのが996なんですね。

やっぱポルシェの進化ってスゴイです。

マジで、一度走りなれたコースで思いっきりタイムアタックしてみたいと感じてしまいました。


確かに、エンジンのレスポンスや独特のサウンド、ポルシェらしいあのスタイルといった面では

空冷ポルシェに軍配が上がりますが、快適に速く走りたいなら水冷ポルシェだと思います。

ボクも含めた、「ポルシェ=空冷」「ポルシェ=カエル顔」という固定観念がこびり付いている

古くからのポルシェファンにとってみると、水冷ポルシェは物足りないと感じる人も多いのではと思います。

ただ、今回996に乗らせてもらって感じた事は、やせガマンせずにこういう快適に速く走れる水冷に移るのも

それはそれでアリだと思います。

現に、ボクもかなり欲しくなってしまってます。(^^;


いくらエンジンが水冷に移行し、スタイルがカエルではなくなっていても、

奥深い所に存在する、走り込むほどに楽しさが湧き出てくるようなポルシェらしさは

この水冷の996にも脈々と受け継がれていましたから。(^^)