ただいま納車準備中のMさんの’73 911T改3.6 with MOTECですが、懸念材料だった油温対策のため無理矢理(?)取り付けていた964純正オイルクーラーが無事装着する事が出来ました。
964と同様に右前のバンパーの裏側に装着されましたが、ナローの狭いバンパー内にはそのままでは物理的に取り付けられるはずもなく、本来バッテリーが入る場所でタイヤハウス側に大きく出っ張っているインパネ部分をぶった切り、ギリギリ964純正オイルクーラーが入るスペースを確保しながらなんとか取り付ける事が出来ました。
かなりスペースが狭いのでファンは社外品の小さなものしか取り付ける事ができないのかな?と思ってたのですが、作業を行って頂いたフロントロウさんの努力でなんとか純正ファンもそのまま取り付ける事が出来ました。
これで渋滞にハマっても大丈夫です。(^^)
↑の画像ではよくわかりませんが、964のようにスペースが広くないのでボディ側にピッタリとくっつけた状態でギリギリなんとか入るような状態です。
ただ、このままではオイルクーラーにほとんど風が当たらないので、ボディを加工して⇊こんな風にフロントバンパーのオイルクーラーダクトからトランクルームを経由して今回取り付けたオイルクーラーにフレッシュエアを導くダクトを取り付けました。
ナローや930に3.6を積んだ時には必ずと言っていいほど油温の上昇に悩まされます。
その対策として容量の大きい964の純正オイルクーラーを取り付けるのが一番手っ取り早い解決策だとわかってはいたものの、どうしても物理的に取り付けるスペースがない事に悩まされてきました。
このナローで行った964純正オイルクーラーの取り付け方はボディ加工が伴いますのでもしかすると躊躇してしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、いまのところナローに3.6Lを積む場合はこの方法が油温対策の最善策のような気がします。
あと、このMさんのナローですが、納車前にあともう一つまだ誰もやってない事をやる予定です。
RSRボディに15インチの11Jを履かせてる方は、実は大きな問題が起きていて、それに気づいていようがいまいが、多分今後同じことをやる事になると思います。(^^;
15インチの11Jの方には参考になるかも知れませんので、そちらについてはまた後日にでもアップしたいと思います。(^^)